内藤雄士のお悩み解決!第16回・打ち急ぎを直す方法を教えて

内藤雄士のお悩み解決!第16回・打ち急ぎを直す方法を教えて

Q・ミスショットが出たときに「今のは打ち急いでいたよ」と言われることが多いのですが、打ち急ぎを直す方法はありますか?

A・腕をやわらかく使ってシャフトをしならせる意識を持てば、打ち急ぎを直すことができます。

腕をやわらかく使ってシャフトをしならせる意識を持つことが、打ち急ぎを直すポイント

初心者がミスショットをしたとき、上級者から「今のは打ち急いでいたよ」と忠告を受けることがある。自分ではそんなに打ち急いでいたつもりはないのだが、そう言われるとゆっくり振らなければいけないのかと思うが、それで次のショットがうまくいくというわけでもない。いったいどうすれば打ち急ぎが直るのだろうか。

このような悩みについて、内藤さんは次のようにアドバイスする。

「打ち急ぎというのはミスの原因ではなく、現象がそうなっているというだけであって、それをつかさどる別の問題があるのです。打ち急ぎの場合はやっぱり恐怖心です。ちゃんと当たるかどうか不安な気持ちが、スイングスピードを速めてしまうのです。ただ、恐怖心を完全に取り除くのが難しい中で、どうやったら打ち急ぎが直るんだということになると、腕をやわらかく使えるかどうかという点がすごく大切です。ゴルフクラブにはシャフトがあり、バックスイングでシャフトがしなり、ダウンスイングでシャフトがしなり戻ってきたところでヘッドにボールが当たるわけです。釣りで重りを遠くに飛ばすとき、腕をやわらかく使って釣り竿をしならせますよね。それと同じようなイメージでゴルフクラブを振ることがコツなんです」

――さて、その解決方法とは。

「そのような腕の使い方を習得するのに、私がオススメしているのは、バスタオルの片方を固く結んで連続素振りをすることです。結んでいないほうを握って連続素振りをすると、バックスイングで固く結んだほうが左の肩甲骨に当たり、フィニッシュでは右の肩甲骨に当たります。これをやるとタオルがしなっているのがすごく分かります。そのイメージでゴルフクラブを振れば、打ち急ぎが直ります」

シャフトをタイミングよくしならせる意識を持つことが、打ち急ぎを直す最大のポイントということだ。

回答してくれた人: 内藤雄士(ないとう・ゆうじ)さん

1969年9月18日生まれ、東京都出身。日本大学ゴルフ部在籍中に米国にゴルフ留学し、最新ゴルフ理論を学ぶ。1998年にツアープロコーチとしての活動を始め、丸山茂樹プロの米ツアー3勝をサポートした。東京都杉並区にあるゴルフ練習場「ハイランドセンター」の代表取締役も務めている。

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