内藤雄士のお悩み解決!第4回・ゴルフに行けない日が続いたときのイメージトレーニング方法

内藤雄士のお悩み解決!第4回・ゴルフに行けない日が続いたときのイメージトレーニング方法

Q・ゴルフに行けない日が続いたとき、いいイメージトレーニング方法があれば教えてください。

A・自分のミスの癖がわかっているのであれば、そのミスが出ないようにするイメージトレーニングが効果的です。また、久しぶりのラウンドではスイングリズムがわからなくなることが多いので、好きな選手のスイングリズムを徹底的に見るのも効果があります。

ミスの癖がわかっている人はミスを封印するイメージを作る

ゴルフに行けない日が続いたときのイメージトレーニングについて、内藤さんは2つの方法を教えてくれた。

「まず、自分がやってしまうミスの癖がわかっていれば、それをやらないようにするイメージトレーニングは効果があります。例えば、ヘッドアップをする癖があるのであれば、ヘッドアップしないイメージを作ります。体がスエーするのであれば、体がスエーしないイメージを作ります。これはクラブがなくてもできます」

プロゴルファーのスイングリズムを見るのも効果的

そして、もう1点はスイングリズムの話。内藤さん自身でさえも、久しぶりのラウンドになると、スイングリズムがわからなくなることがあるという。

「ティーショットやセカンドショットはまだいいのですが、『残り40ヤードです』といわれたりすると、『どのくらいバックスイングを上げればいいんだっけ?』といった感じになるのです。そして、『わからないけど、まあいいや』って打つしかないじゃないですか。それでベタピンについて『ナイス!』なんていわれたりすると、『たしかにナイスなんだけど、次もナイスが続く気がしない』みたいな感じで、実感が湧かないことがあります(笑)」

それを解消するためには、プロゴルファーのスイングリズムを参考にするのが効果的だという。

「ぼくは昔、練習場の打席で練習していて、『今日は当たりが悪いな』というときがあったんです。そのときちょうど、打席から見える位置にテレビがあって、CS放送のゴルフネットワークが放映されていたんです。そこでルーク・ドナルドのスイングリズムと比べて自分のスイングリズムがすごく速くて、『こんなに力んでいるんだ』と反省したことがありました。誰か好きな選手がいるのであれば、その選手のスイングリズムを徹底的に見ることは、すごく勉強になります」

ただし、この方法には1つだけ注意点があるという。

「どんなに一流選手でも、最終日最終組のサンデーバックナインなどはバタバタしますので、できれば優勝争い時のスイングリズムではなく、初日や2日目のほうがいいかもしれません。最近は1番ホールをずっと中継する番組や、トーナメントの練習場の風景を映す番組もありますので、そういうときのスイングリズムを見てほしいですね」

悪い癖を矯正するイメージトレーニングと、正しいスイングリズムを覚え込むイメージトレーニングの2つを紹介してくれた。ぜひ参考にしてほしい。

回答してくれた人: 内藤雄士(ないとう・ゆうじ)さん

内藤雄士(ないとう・ゆうじ)さん
1969年9月18日生まれ、東京都出身。日本大学ゴルフ部在籍中に米国にゴルフ留学し、最新ゴルフ理論を学ぶ。1998年にツアープロコーチとしての活動を始め、丸山茂樹プロの米ツアー3勝をサポートした。東京都杉並区にあるゴルフ練習場「ハイランドセンター」の代表取締役も務めている。
構成/保井友秀(ゴルフライター) 撮影/斉藤秀人 撮影協力/ハイランドセンター

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