内藤雄士のお悩み解決!第31回・パターのダフリを止めたい

内藤雄士のお悩み解決!第31回・パターのダフリを止めたい

Q・パターでもダフリ、トップ、引っかけなどをしてしまいます。特にパターのダフリをどうにか止めたいです。

A.顔を動かさないように打つ練習をすれば、大きなミスパットはなくなるはずです。

パットでもヘッドアップしている可能性が高い

質問者がゴルフ歴7~10年で平均スコア100~109であることを伝えると、「そんなにゴルフ歴が長い人がパターのダフリに悩んでいるなんて珍しいですね」とコメントしながらも、次のように語ってくれた。

「簡単にいえば(原因は)ヘッドアップなんでしょうね。ヘッドアップして、軸がずれて、振り遅れが発生しているということだと思いますので、そこを修正してもらえればいいと思います。プロゴルファーでもパッティングでミスヒットすることがありますが、やっぱり体の軸がずれることが原因です。したがって、体の軸がずれないで、まっすぐ当てるのが理想になります」

顔を動かさないように打つ練習が効果的

では、パッティング時のヘッドアップを直すには、どうすればいいのだろうか。

「右手1本でパターを持ち、左手で顔の左側を押さえ、打ち終わるまで顔の向きを変えないようにする練習をしてみてください。顔が動くと肩も回ってしまいますので、クラブだけが遅れてしまう現象が発生します。それがミスヒットにつながります。顔の向きがインパクト以降まで変わらないことは、すごく重要です。そうすることにより、体の開きを抑えることができます。そしてコースに出た際も、顔の左側に手があるように、打ち終わっても顔を残すようにしてください。打ち終わったあともボール周辺の視界が変わらないように心がけてください。そこを意識して練習・実践してもらえれば、大きなミスパットは絶対になくなるはずです」

カップインの瞬間を見たい気持ちは痛いほどわかるが、「カップインの音は耳で聞け」という格言もあるように、パッティングでのヘッドアップは厳禁。顔を動かさないパッティングストロークを、ぜひ身につけてほしい。

回答してくれた人: 内藤雄士(ないとう・ゆうじ)さん

1969年9月18日生まれ、東京都出身。日本大学ゴルフ部在籍中に米国にゴルフ留学し、最新ゴルフ理論を学ぶ。1998年にツアープロコーチとしての活動を始め、丸山茂樹プロの米ツアー3勝をサポートした。東京都杉並区にあるゴルフ練習場『ハイランドセンター』の代表取締役も務めている。
構成/保井友秀(ゴルフライター) 撮影/斉藤秀明 撮影協力/ハイランドセンター

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