内藤雄士のお悩み解決!第3回・アイアンショットの距離感が合わない

内藤雄士のお悩み解決!第3回・アイアンショットの距離感が合わない

Q・グリーンを狙うアイアンショットの距離感を合わせるのが苦手です。どうしたら距離感が合うようになりますか?

A・自分がナイスショットした時の、キャリーの飛距離を把握しましょう。ランも含めた飛距離ではなく、キャリーの飛距離というのがポイントです。

アイアンショットの距離感を磨く秘訣はキャリーの飛距離を知っておくこと

昨今のゴルフプレーは、乗用カートにGPS機能つきナビゲーションシステムが搭載されていたり、距離測定器が普及したりしたことで、コース側も正確な距離情報を提供できるようになり、以前よりも残り距離を細かく把握できるようになってきている。

それにもかかわらず、アマチュアのアイアンショットはなかなかグリーンをとらえることができない。グリーンに届くと思ったショットがショートしたり、ちょうどいい距離感と思ったショットがグリーンオーバーしたりすることはしょっちゅうだ。

なぜアマチュアのアイアンショットは距離感が合わないのだろうか。

この点について内藤さんは、次のように指摘する。

「アマチュアの皆さんは、アイアンショットの飛距離をキャリーとランを合計したトータルの飛距離で考えていることが多いです。でも、ランの距離というのはキャリーした(着地した)場所の状況によって大きく左右されますので、本当はキャリーの飛距離を知っておかなければならないのです。ゴルフが上手な人は、グリーンに上がった際、自分のボールが落ちた場所を必ず探します。これは、ボールマークを直すというマナー面の理由もありますが、自分のショットがどこにキャリーして、そこからどのように転がったのかを把握しておきたいという理由もあります。ゴルフがあまり上手ではない人は、ボールがピンの近くにあるかどうかということばかりに気を取られ、自分のボールがどこに落ちたか、まったく見ていません。これでは、仮にボールがピンの近くに寄っていたとしても、たまたまピンに寄っただけということになってしまいます」

そして、アイアンショットの距離感を磨く秘訣として、

「ゴルフが上手な人は、キャリーで何ヤード打って、そこから何ヤード転がるかということを、常に意識してショットに臨んでいます。もちろん、ショットの精度の問題がありますので、必ずしもその通りになるわけではありませんが、キャリーの飛距離を意識しながらショットに臨めば、アイアンショットの精度は高まるはずです」

とアドバイスしてくれた。

回答してくれた人: 内藤雄士(ないとう・ゆうじ)さん

1969年9月18日生まれ、東京都出身。日本大学ゴルフ部在籍中に米国にゴルフ留学し、最新ゴルフ理論を学ぶ。1998年にツアープロコーチとしての活動を始め、丸山茂樹プロの米ツアー3勝をサポートした。東京都杉並区にあるゴルフ練習場「ハイランドセンター」の代表取締役も務めている。

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