楽天GORA presents タケ小山のルール・ザ・ワールド楽天GORA presents タケ小山のルール・ザ・ワールド

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毎週土曜 朝5:00~9:00
インターFM897 [ 89.7MHz TOKYO ]

DJ : タケ小山

あなたの街のプロゴルファー・タケ小山がお送りする「GREEN JACKET」。日本のゴルフ情報はもちろんのこと、土曜の朝に動いているアメリカのゴルフツアー情報など世界のゴルフ情報が手に取るように分かります。さらに週末に行われるスポーツ情報の見どころを紹介する「ウィークエンド・ピックアップ」など、スポーツ情報も満載です。

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楽天GORA presentsタケ小山のルール・ザ・ワールド

番組内6:05-6:15は
毎週楽天GORAがお届けするコーナー

「今日ゴルフに行くとき、向かっているときに聞いてその日に役立つ」をコンセプトに、タケ小山とゴルフルールの達人がゴルフルールをわかりやすく解説します!ゴルフのルールはプレーを規制するためでなく、みんなでゴルフを楽しむためにあります。今日のラウンドに役立つヒントをお届けします!

  • ※ 放送時間は変更になることがございます。

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11月15日(土)
「教えて!Nory」解説:(JLPGA競技委員)阿蘇紀子さん、中崎典子さん

【質問】

お世話になります。

ダブルノーリー、タケさん、いつもこのコーナーで学ばせてもらっています。

先日の競技でわからないことが起きたので教えてください。

同伴者からもメールが来ているかもしれませんが、よろしくお願い致します。

同伴者がセカンドショットを左方向に打ってしまい、
ボールは違うホールのティーエリア近く、保護ネットがあってカート道も近い、刈っていない深いラフに。

自分は25ヤードほど前を見ていたのですが、他の人にニヤレストなどを確認してボールをドロップ。

クラブを取りに行ってから、ボール近くで素振りを。

2度目ぐらいの素振りの時にラフにあった違うボール(ロストボール)を打ってしまいました。

本人は「見えなかった。知らなかった。打つ意思は無かった」と言っています。

ペナルティーは付くのでしょうか?

その日はノーペナでスコア登録しました。


【解説】

ご質問者様、ご質問ありがとうございます。

解答から申しますと、ペナルティーはありません。

球を打つ意思のない練習スイングを行っているときに隠れているロストボールにクラブが当たったとしても
練習とはみなされません。(規則5.5a)

それなので、同伴プレーヤーの「見えなかった。知らなかった。打つ意思は無かった」という主張は
裁定するにはとても重要なポイントになります。

反対に、打つ意思を持って見えているロストボールを打ってしまうと、
規則5.5の違反による一般の罰がそのホールに課されます。

ホールとホールの間に起きた出来事の場合は次のホールに適用されます。


別のケースですが、今年のソニー日本女子プロゴルフ選手権大会の最終日、
16番ホールで、優勝した金澤選手はレフェリーを呼んで何かを確認した姿がテレビに映っていました。

実は、彼女がラフで素振りをしているときに偶然にも松ぼっくりを打ってしまい、
練習ストロークとしてペナルティーが課されるのか確認していました。

そもそも松ぼっくりをクラブで打つこと自体練習ストロークではありませんので(詳説5.5a/1)、
偶然にクラブが松ぼっくりに当たっても罰はありません。

仮に、偶然に打ってしまったロストボールや松ぼっくりがインプレーの球を動かす原因となった場合は
インプレーの球を動かした1罰打(規則9.4b)が課され、元の箇所にその球をリプレースしなければなりません。

ご参考にして頂けますと幸いです。

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