勝又優美の「もう130女子なんて言わせない!」第6回~傾斜のあるライには「フラフープの感覚」で!

勝又優美の「もう130女子なんて言わせない!」第6回~傾斜のあるライには「フラフープの感覚」で!

傾斜のセオリーを教えてください!

気持ちよくフェアウェイに飛んだドライバーショット、2打目は気楽に打てるはず…とボールの落下地点に行ってみると、傾斜のあるライで打ちにくそう。コースに出るとそういうこと、ありますね。

これは、どんなレベルのゴルファーでも避けられません。気落ちせず、キリッと対処してグリーンに向かうことができる、そんなセオリーをお伝えします。

地面に対して水平に構えましょう

フェアウェイにかぎらず、グリーン周りでも傾斜はつきものです。つま先上がり・左足上がりなど、傾斜のパターンはいろいろありますが、いちばん大事なポイントは「地面に水平に構える」です。

平らなところだと出来ることも、傾斜があるとちょっと難しいですね。足の裏で感じる重力に逆らわず、斜面の傾斜なりに構えることが大事です。

自分に対して横振りの意識を持って

傾斜なりに構えたら、自分の軸を意識しましょう。軸イコール背骨、と考えるとどうですか? すこし分かりやすいでしょうか? この軸を真っ直ぐにキープして、軸に対して横振りの意識でクラブを振りましょう。

ただ、傾斜はバランスを崩しやすいので、大振りせず、バランスを崩さない範囲の振り幅におさえてくださいね。

イメージはフラフープ!

水平な地面で水平に構えたフラフープは、前傾姿勢をとるとそれに合わせた角度でスイング軌道をイメージできる良いツールです。

そこで、斜面だとフラフープも斜面なりに傾く、そんなイメージを持ってみてください。斜面も意識できますし、横振りのスイング軌道も見えるような気がしませんか?

一言で傾斜といっても、なだらかな「やや前上がり」くらいの傾斜から「立つのも難しい前上がり」までいろいろありますから、悩んだらその都度、「地面に水平に」を思い出して、身体の重心を意識し直してみてください。

一緒に回る男性陣も、傾斜の対応をわかっていなくて「それって正しいの?」というアドバイスを見聞きすることが多いです。アドバイスを聞いても結果が出なかったら、私がお伝えしたフラフープイメージを思い出してみてくださいね。

(注) 今回は、右打ちの場合を想定したレッスンです。

教えてくれた人 勝又優美(かつまた・ゆみ)さん

KEN HORIO GOLF ACADEMY所属 ティーチングプロフェッショナルA級
1978年6月29日生まれ、神奈川県出身。2010年にLPGA認定ティーチングプロとなり、静岡県内のゴルフアカデミーで多くの生徒を指導。2013年LPGA入会。ビームス&ウィンズステーション校(有楽町)でレッスンを受け持つ。非常にやさしく穏やかな性格の持ち主で、女性らしいきめ細やかなレッスンに定評がある。将来の夢は日本一の女子ティーチングプロになること。
取材・構成/キープペダリング 撮影/斎藤秀明 撮影協力/ビームス&ウィンズ ステーション ゴルフ&ランニング

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