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勝又優美の「もう130女子なんて言わせない!」第8回~トップが出た!今度はダフリ!不調の時にやっておきたいワンポイント

勝又優美の「もう130女子なんて言わせない!」第8回~トップが出た!今度はダフリ!不調の時にやっておきたいワンポイント

トップが出た! 今度はダフリ! 私のスイングをもとに戻してください!

ゴルフってなんでこう上手くいかないんでしょうね(笑)。自然が相手のゴルフは、同じ状況は二度と無いので、全く同じ状況をおさらいすることは難しいです。そんな中で調子が悪くなって、トップばかり、ダフリばかりになってしまった時に何が出来るかと言えば、基本に戻ることと、何か余計なことをしてしまっていないかを確認することじゃないでしょうか?

いえいえ、そんな難しいことを言うつもりはありませんよ!

ヘッドアップで身体と腕がバラバラになってしまいがち

誰だって、ボールの行方は気になってしまうでしょう。それを思い出してほしいなぁ、っていうことなんです。女性は「下手だから」、「早く回らなきゃ」と、どうしても周囲に気を使いがちです。ですので、男性よりもボールの行方に気を取られてヘッドアップしてしまう方が多いです。

もちろん、前の組から離れずに、後ろの組とも適度な距離を保つ、ちょうど良いラウンドのペースはありますが、過度に気にしてスイングが乱れてしまっては元も子もないです。ご自身のゴルフを楽しむことを第一に考えましょう。

コツはグリップの下からボールの行方を見ること

では、「ヘッドアップせずに、きちんとボールの行方も追うことが出来るコツ」をお教えします。

それは、ボールを打った後に、スイングしている自分の手首の下、グリップの下といえばもっとイメージしやすいでしょうか。そこからボールの行方を見るように、意識をしてみてください。ずいぶん下から見るんだなぁ…と感じますよね。でも、そうすることで前傾姿勢もキープできているのです。最初はこの覗き見るような体勢に、身体がきつく感じるかもしれませんね。

「頭を残す」の表現はいろいろ

究極の話をすると、頭が残っていればボールにちゃんと当たります。残っていないから当たらない。これは基本のキです。でも、頭を残すということを言葉で表現することはとっても難しいです。私はレッスンの時に「ボールを打った後に頭がズドーンと右腰まで落っこっちゃった、くらいのイメージで!」という表現をしたこともあります(笑)。それでやっと伝わるというのも、ゴルフレッスンの難しいところでもあります。

ですので、まずはグリップの下から覗く、を意識してみてください。これはどんな不調のときにも使えます!

(注) 今回は、右打ちの場合を想定したレッスンです。

教えてくれた人 勝又優美(かつまた・ゆみ)さん

KEN HORIO GOLF ACADEMY所属 ティーチングプロフェッショナルA級
1978年6月29日生まれ、神奈川県出身。2010年にLPGA認定ティーチングプロとなり、静岡県内のゴルフアカデミーで多くの生徒を指導。2013年LPGA入会。ビームス&ウィンズステーション校(有楽町)でレッスンを受け持つ。非常にやさしく穏やかな性格の持ち主で、女性らしいきめ細やかなレッスンに定評がある。将来の夢は日本一の女子ティーチングプロになること。
取材・構成/キープペダリング 撮影/斉藤秀明 撮影協力/ビームス&ウィンズ ステーション ゴルフ&ランニング

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