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あなたの街のプロゴルファー・タケ小山がお送りする「GREEN JACKET」。日本のゴルフ情報はもちろんのこと、土曜の朝に動いているアメリカのゴルフツアー情報など世界のゴルフ情報が手に取るように分かります。さらに週末に行われるスポーツ情報の見どころを紹介する「ウィークエンンド・ピックアップ」など、スポーツ情報も満載です。

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3月2日(土)
アメリカ女子ツアーのスロープレー対策と秒数の"貯金"解説:(JLPGA競技委員)阿蘇紀子さん、中崎典子さん

アメリカLPGAツアー「ドライブオン選手権」の初日、
14番ホールのティーイングエリアに上がろうとした稲見萌寧選手の組に
レフェリーのスー・ウィッターさんがスロープレーの警告のために話しかけている姿がニュースとなり、
アメリカ女子ツアーのスロープレー対策が話題となりました。

アウト・オブ・ポジションと言って、
ある組のプレーが前の組と1ホール以上離れていたり、
委員会が設定した時間を超えたりした場合はレフェリーがその組に警告します。

それでも改善しなければ計測に入ります。
アメリカ女子ツアーの計測はワンショット30秒以内という独自のルールがあり、
最初にプレーする選手にはプラス10秒与えられます。


1ホール単位の計測方法を運用しているため、
30秒以下でプレーしたショットには
その少なかった秒数分だけ他のショットに時間をかけられる、
いわゆる「秒数の貯金」ができます。


例えば、オナーではない選手がティーショットを20秒で終えた場合、
30秒引く20秒で10秒の「貯金」をしたことになります。
この計測方法はホールが終了した時点で
「貯金」が+11秒より少なければ罰金や罰打の対象にはなりません。

例えば、計測されている選手のあるホールの打数が3打で、
どのショットもプレーの順番が2番目だった場合、
その選手は3ストローク×30秒でそのホールは90秒認められています。

もしその選手の合計が100秒だった場合は、+10秒で問題ありませんが、
合計が101秒で+11秒だった場合は罰則があります。
この罰則は1打の所要時間が60秒を超えた場合も同じです。

1回目の違反で2000ドル、
日本円にして約30万円の罰金と2罰打が課されます。

(LPGA 2023年プレーのペースの方針)

スロープレーの常習犯はさらに高い罰金が課されることもアメリカツアーの特徴です。
そして、次のホールにも計測が続く場合は秒数の貯金はリセットされます。

アメリカLPGAの1ホール単位で選手を計測する方法は、難しい運用方法です。
1つの試合には多くても6人、少ないときは5人の限られたレフェリーしかいません。
レフェリーが一人フィールドから完全にその組に取られてしまうため、
ルーリングや他の組の対応などは全くできません。

また、多くのギャラリーの中ではレフェリーは動きづらく、
その影響でティーショットの計測を見逃してしまうと、そのホールは計測できなくなってしまいます。
JLPGAも過去にアメリカの方式で運用していましたが、先ほど述べたような問題が発生しました。

今、JLPGAはワンショット40秒で計算し、最初に打つ選手にはプラス10秒与えます。
計測の単位はワンショットであり、その基準を超えればその場で選手に警告します。
この方が即時にスロープレーを取り締まることができるため、選手も常に緊張感を持ってプレーします。

それに比べ、プレーヤーにとって猶予があるアメリカの「貯金」制度は、
実際にスロープレーヤーを取り締まれているかというと疑問に感じます。
なぜなら、全般的にアメリカの選手はスロープレーで、
そのプレースタイルが改善しているとは思えないからです。

また、アメリカでプレーする日本人選手も、
日本ではプレーが早かったのに遅くなって帰ってくることが多々あります。
スロープレーは見ているギャラリーや周りの選手、興行にも良くありません。

JLPGAツアーは選手の要望もあり、
今年からスロープレーに対する罰金制度を取り入れました。

スロープレー対策はどのツアー団体にも悩みどころです。

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