- 4月26日(土)
- 「教えて!Nory」解説:(JLPGA競技委員)阿蘇紀子さん、中崎典子さん
【質問】
質問です。OBの球をOB区域と知らずに打ってしまった場合の処置です。
Aさんはティーショットを打ちましたが、OBラインも見える場所に打ち込んだ為、暫定球を打ちました。
セカンド地点に行ってみるとコース脇に1打目の球が見えたので、
その球を打ちましたが、同伴プレーヤーから打った地点はOB区域との指摘を受けました。
よく見るとその境界線を越えていました。この場合の処置を教えて下さい。
【解説】
ご質問者様、ご質問有難うございます。
本来、初めの球をOBに打ってしまった場合、暫定球がインプレ―の球となり、
その球でプレーを続けなければなりません。
それを誤ってOB区域にある球をプレーしたことにより誤球として規則6.3cの違反で2罰打を受けます。
プレーヤーはセカンド地点にあるインプレーとなった暫定球でプレーを続けることになりますが、次が6打目となります。
打数の数え方としては、初めの球をティーショットして1打、
それがOBに行ったのでストロークと距離の罰で1罰打を足します。
それなので暫定球としてプレーしたティーショットは3打目となります。
本来ならセカンド地点から4打目となりますが、誤球の2罰打を加えて6打目となります。
ここで間違えやすいのは、誤球でプレーしたストロークをカウントしてしまうことですが、
そのストロークはカウントしません。
ご参考になれば幸いです。