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あなたの街のプロゴルファー・タケ小山がお送りする「GREEN JACKET」。日本のゴルフ情報はもちろんのこと、土曜の朝に動いているアメリカのゴルフツアー情報など世界のゴルフ情報が手に取るように分かります。さらに週末に行われるスポーツ情報の見どころを紹介する「ウィークエンンド・ピックアップ」など、スポーツ情報も満載です。

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「今日ゴルフに行くとき、向かっているときに聞いてその日に役立つ」をコンセプトに、タケ小山とゴルフルールの達人がゴルフルールをわかりやすく解説します!ゴルフのルールはプレーを規制するためでなく、みんなでゴルフを楽しむためにあります。今日のラウンドに役立つヒントをお届けします!

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8月16日(土)
「教えて!Nory」解説:(JLPGA競技委員)阿蘇紀子さん、中崎典子さん

【質問】

ガードバンカーから出したボールがカラーで止まってしまいました。

そこでパターでアプローチをしようとしたらライン上にバンカーの砂が散らばっていました。

小さな砂粒なら問題はないのですが、砂が固まって6~7㎜ぐらいの大きさがあるものが幾つかあります。

これはルースインペディメントとして取り除いても良いのでしょうか。

よろしくご教示お願いします。

【解説】

ご質問者様、ご質問有難うございます。

答えは状況によりYesとNoです。

それはプレーヤーの球がカラーに止まる前にあった砂か、
球が止まった後に砂が飛んできたかによります。


もしプレーヤーの球がカラーに止まった後に砂が飛んできたとします。

例えば、同伴プレーヤーがバンカーから打った際に、
カラーに砂を飛ばしてプレーヤーのプレーの線上に砂の塊が止まりました。

この場合、規則8.1dの「球が止まった後に悪化した状態の復元」が適用となり、
同伴プレーヤーがバンカーからプレーして飛ばした砂をすべて取り除き、元の状態に復元することができます。


何故なら、プレーヤーは球が止まったときに得ていたストロークに影響を及ぼす状態について権利があるからです。

一方、プレーヤーの球がカラーに止まる前から砂があった、またはプレーヤー本人が状態を悪化させたのであれば、
カラーにある砂はそのサイズや塊になっているかに関わらず取り除くことはできません。

それは規則8の「コースはあるがままにプレー」の目的に書かれている通り、
「プレーヤーの球が止まった場合、プレーヤーはストロークに
影響を及ぼす状態を通常は受け入れなければならず、
その球をプレーする前にその状態を改善してはならない」からです。


もしご質問者様のケースがこれに該当する場合、パターでその砂の塊の影響を考慮しながらストロークするか、
ウェッジなどのクラブに変えてプレーすることになります。

或いは、あまり現実的ではありませんが、1罰打でアンプレヤブルという選択肢もあります。

また砂はルースインペディメントではありません。

規則では、球がどこに止まっているかに関わらずパッティンググリーンにある砂は取り除くことができますが、
それ以外のコースエリアでは、ストロークに影響を及ぼす状態にある砂を取り除くと、
規則8.1aの違反で2罰打を受ける
ので気を付けましょう。

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