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石井忍の「練習場でうまくなる」第11回

石井忍の「練習場でうまくなる」第11回

ラウンド前日の練習は翌日のコースを想定しよう

練習場には週1~2回のペースで定期的に通うのが望ましいですが、ラウンドの予定が入らないと練習場に足を運ばないという人も多いと思います。ラウンド前日に一夜漬けのような形で練習場に行き、それなりにボールに当たるようになったので自信を持ってラウンドに臨んだものの、練習場で打てたショットがコースではまったく打てず、意気消沈した経験を持つ方は多いのではないでしょうか。

練習場で何球もショット練習をしていれば、それなりにボールに当たるようになるのは当然です。体の動きがスムーズになっていきますし、ボールをとらえる感覚にも慣れてきます。でも、それが翌日のラウンドで発揮できなければ意味がありません。

ラウンド前日の練習で重要なのは、翌日に良くなるためのスイッチを押すことです。そう考えると、翌日にラウンドするコースを想定して練習を行うのが最も効果的です。今はインターネットでコースレイアウトを事前に確認することもできますので、コースの特徴を踏まえた練習を行ってください。

たとえば、コースが狭いようであれば、クラブを短く持って打つ練習をしたり、スプーン(3番ウッド)でティーショットを打つ練習をしたりします。これにより、翌日のラウンドで練習の成果を発揮できるようになります。

プロゴルファーの練習ラウンドを練習場で行うイメージ

プロゴルファーは試合前に必ず練習ラウンドを行います。何度も回ったことがあるコースだとしても、練習ラウンドを行ったほうが本番で力を発揮できる可能性が高いからです。アマチュアの方は練習ラウンドをするのは難しいでしょうから、練習場で練習ラウンドを行うイメージを持つといいでしょう。

ドライバーを打つのであれば、どこからどこまでがフェアウェイで、どこからどこまでが林というのをしっかり想定して打ちます。アイアンを打つのであれば、グリーンの右が池だったり、グリーンの手前が池だったりといった具体的なシチュエーションを想定します。

また、パー3ホールがどのくらいの距離なのかも事前に調べることができると思いますので、その距離のティーショットを練習しておくのも効果的です。短いウッドやアイアンをティーアップして打つ練習などは、普段はあまりしないでしょうから、このような機会に練習していくのはオススメです。

スイングのバランスを崩さないように注意

ただし、コースを想定した練習に熱が入ってくると、力が入って大振りになることがありますので、その点は注意が必要です。スイングのバランスが崩れると翌日のラウンドに悪影響を及ぼしますので、バランス良くスイングすることを心がけてください。

ラウンド前日の練習では決して力を入れ過ぎることなく、できるだけコンパクトにスイングすることが重要なポイントです。

教えてくれた人 石井忍(いしい・しのぶ)プロ

1974年8月27日生まれ、千葉県出身。日本大学ゴルフ部を経て1998年にプロ入り。翌年からツアー参戦。2014年に千葉県千葉市にあるゴルフ練習場「ジャパンゴルフスクール」内に「エースゴルフクラブ千葉」を設立。2016年には「エースゴルフクラブ神保町」もオープンし、アマチュア向けのレッスン活動も展開している。


構成/保井友秀(ゴルフライター) 撮影/小板直樹 撮影協力/エースゴルフクラブ千葉

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