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「できるビジネスマンはなぜゴルフがうまいのか」第6回

「できるビジネスマンはなぜゴルフがうまいのか」第6回

ゴルフがうまいビジネスマンはスコアメイキングに何が重要か知っている

最新クラブの「飛ぶ」という簡単な広告ワードに飛びつくべきではないという話をしましたが、そもそもスコアメイキングにおいて「飛ぶ」ということは重要なのでしょうか。

たとえば、ドライバーショットが300ヤード飛んだとしても、1ラウンドで使える回数はパー4のティーショットとパー5のティーショット、合計14回のみです。

一方、パターを使う回数は、18ホールで2回ずつ使うとしたら、合計36回です。さらに言えば、ゴルフというスポーツは100ヤード以内のショートゲームがスコア全体の60%近くを占めているのです。

ドライバー選びよりもパター選びのほうが、費用対効果が高い

したがって、使用回数が少なくて金額が最も高いドライバー選びに時間を費やすよりも、使用回数が多くて金額がそれほど高くないパター選びに時間を費やしたほうが、費用対効果は高いです。

これは練習に費やす時間も同じで、ドライバーの練習よりもパットの練習のほうがスコアアップの効果が高いです。

先ほど、1ラウンドのパットの回数は36回とお話ししましたが、36パットでプレーできるのは90台のスコアの人で、スコアが100台の人は40パットくらい打っています。これを35パットにするのは、そんなに難しいことではありません。

パターであれば家の中でも練習できますし、スコアメイキングのことを考えるのであれば、まずはパターの技術を上げるというのはプライオリティファーストになるでしょう。

スコアメイキングにはショートゲームの上達が不可欠

そもそも、ゴルフはボールを遠くに飛ばすという投擲要素の強い部分と、ダーツやビリヤードのようにターゲットを狙うという技術的要素の強いものが融合した、非常に珍しいカテゴリーのスポーツです。

非常に珍しいからこそ、多くの人がこのスポーツに魅力を感じるのですが、両者の割合は前述のとおり投擲4:技術6です。

ですから、いいスコアで回りたいと考えるのであれば、技術的要素にお金も時間もかけたほうが、効率的に上達できます。そういったことを、数字を分析した上で考えられるのが、ゴルフがうまいビジネスマンの発想です。

教えてくれた人:稲津暢(いなつ・とおる)さん

1979年生まれ。2003年國學院大學経済学部卒業後、テキサス州立大学院にて経営学修士(MBA)。MBA取得後にプロ宣言し、PGAツアーのマンデー予選を中心に米国のミニツアーに参戦。その後、国内大手コンサルティング会社に入社。基幹業務システム導入やマーケティング戦略立案に従事。2008年IF Bisiness Consulting株式会社を設立。企業経営者に特化したゴルフレッスンとコンサルティングサービスを提供している。


構成/保井友秀(ゴルフライター)

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