石井忍の「通勤中&オフィスでできる効果的ゴルフ練習法」第4回~上半身のひねりを意識して、手元だけのゴルフをしない

石井忍の「通勤中&オフィスでできる効果的ゴルフ練習法」第4回~上半身のひねりを意識して、手元だけのゴルフをしない

イスに座ったまま上半身を回して捻転差を体感する

イスに座ったまま上半身を左右に回す動きを行うと、上半身と下半身の捻転差を体感することができます。これも休憩時間や気分転換の際に行ってほしいのですが、手を交差して両肩に当て、頭を動かさないようにしながら上半身を回していきます。

その際、肩の角度は45度まで回れば充分です。なぜならば、実際のスイングでは腰も45度回りますから、合計90度回ることになります。

まずはテークバックの方向に回し、再び正面を向き、その後はフォロースルーの方向に回してください。頭を動かさずに一連の動きを行えば、上半身がしっかり捻転した状態を確認することができます。

日常的にスイングの動きをチェックすることは大事

こちらはエクササイズというよりもストレッチに近い動きですが、ゴルフスイングは日常生活であまり行わない動きですから、日頃からチェックしておくことは効果的です。

ひさしぶりのラウンドで思い通りのショットが打てない人の多くは、体の回転が浅くなり、手の動きでボールに合わせようとしています。このような状態に陥らないためには、上半身の捻転の動きを体に覚え込ませておく必要があります。

また、ひさしぶりのラウンドの前日に慌てて練習場に行くよりも、このように上半身をしっかり回す動きをチェックしたほうが、翌日のラウンドの結果につながる可能性が高いです。

大事な動きを反復することで体が動きを覚える

ゴルフでボールを遠くに飛ばすためには、上半身と下半身の捻転差を作って、その力をボールにしっかりと伝えることが大事だということは、多くの方が頭の中では分かっているはずです。

でも、実際にボールの前に立つと、ボールに当てたいという気持ちや、池やバンカーを越えたいという気持ちなどが出てきて、体の回転ではなく手の動きでボールを打とうとしてしまいます。

このような動きを排除するためには、体幹の動きでゴルフスイングをしっかりと把握しておくことが重要です。

教えてくれた人:石井忍(いしい・しのぶ)プロ

1974年8月27日生まれ、千葉県出身。日本大学ゴルフ部を経て1998年にプロ入り。翌年からツアー参戦。2014年に千葉県千葉市にあるゴルフ練習場「ジャパンゴルフスクール」内に「エースゴルフクラブ千葉」を設立。2016年には「エースゴルフクラブ神保町」もオープンし、アマチュア向けのレッスン活動も展開している。
構成/保井友秀(ゴルフライター) 撮影/斉藤秀明 撮影協力/エースゴルフクラブ千葉

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