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新!平野茂の100切りラウンド術 第7回~フェアウェイウッドのフル活用でスコアアップ!

新!平野茂の100切りラウンド術 第7回~フェアウェイウッドのフル活用でスコアアップ!

3番ウッドや5番ウッドなどのフェアウェイウッドはスコアメイクのためにとても重宝するクラブといえる。ロングホールや距離の長いミドルホールのセカンドショットや、ティショットを刻みたいときなど、これまでのラウンドを振り返ってみても使用頻度が高いことに改めて気がつくだろう。

ということは、フェアウェイウッドに自信をつけないことには、スコアアップはあり得ないのだ。

多くのゴルファーを90切りに導いてきた平野茂プロも「フェアウェイウッドの苦手意識をなくして、必要なときに使えるようにしておくことも90切りの大きな課題だ」という。

フェアウェイウッドをフル活用し、念願の80台のスコアを達成するポイントを教えてもらった。

インパクトで右のお尻を浮かせるイメージを持とう

フェアウェイウッドの場合、「ソールを芝の上に滑らせるように払うイメージで打つのがいい」、あるいは「アイアンと同じようにダウンブローに打つのがいい」。このように2つの説があって、どちらが正しいのか迷ってしまいそうだ。

平野プロに見解を求めると、どちらも間違ってはいないが、正しいともいえないという。

「横から払い打とうとしてインパクトで右のお尻が下がってしまってはいけません。上から打とうと思えば右のお尻がヒップアップしてボールを正確にとらえやすくなりますが、だからといってボールを当てにいってはいけません」

アイアンと同様、突っ込み打ちよりもすくい打ちになってしまう人が圧倒的に多いので、ダウンスイングからインパクトにかけて右のお尻をヒップアップさせるイメージで打つことを心がけよう。左のお尻を低くし、体重を左足に乗せれば適性の角度でボールをヒットできる。ボールと目標を結ぶ飛球線に対してクラブをまっすぐ振ろうとすると、インパクトでフェースが開き、ボールが右に飛び出してしまうことになる。

自分が構えた位置で体を独楽のように回転させればインパクトの正確性がアップするという。結果的にソールが芝の上を滑っていき、クラブがスムーズに振り抜けるのだ。

シャフトを左に回せばボールのつかまりがよくなる

クラブをしっかりと振り切るポイントとして、フォロースルーのポジションを明確に意識してスイングするといい。フェアウェイウッドはドライバーほどシャフトが長くないが、アイアンに比べるとシャフトが長い分、インパクトでクラブヘッドを開いたフェースを早く戻してあげる意識が求められる。

そのためにもダウンスイングからインパクト、フォロースルーにかけてシャフトを反時計回りに回すことだ。振り遅れるとインパクトで手首をこねてしまい、ミスを誘発する。

「シャフトを左に回してあげればフォロースルーで左ひじが下を向き、クラブヘッドのトゥが真上を向く形となります。クラブの代わりに両手でストレッチポールを持って、左側に捻ってみると、シャフトを左に回す感覚がよくわかります。このフォロースルーを明確にイメージすれば結果的にインパクトの精度がアップしますよ」

ストレッチポールがなければ1.5リットルのペットボトルや大きめの水筒など丸い筒状の物を両手に持ってシャドウスイングするといい。シャフトを左に回すことで両腕のローテーションが自然に行なわれて、右の肩甲骨が伸ばされる。結果、フェースがスムーズにターンし、ボールのつかまりがよくなるという。

こうしたスイングが身につくと、横から払い打つのがいいのか、それとも上から打ち込むのがいいのか、などの疑問がまったく意味のないものであることも理解できる。

フェアウェイウッドはパー5や長いパー4など、80台を目指すゴルファーが大たたきしてしまうホールで助けてくれる。3Wや5Wの上達が80台で安定するためのカギを握るクラブとなる。苦手意識を捨てるためにもしっかりと練習から打ち込んでおきたい。

教えてくれた人: 平野茂(ひらの・しげる)プロ

1973年9月29日生まれ。早稲田大学卒業後、プロ野球選手を目指すが、ゴルフに転向。2007年にJPGA公認インストラクターの資格を取得。東京・五反田に『フラットフィールドゴルフ』を開設し、チーフインストラクターとして多くのアマチュアを指導している。師匠は叔父の中山徹プロ。
構成/三代崇(ゴルフライター) 撮影/田辺恵理 撮影協力/フラットゴルフフィールド

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