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関浩太郎の「30パットに収めるパッティングテクニック」第6回

関浩太郎の「30パットに収めるパッティングテクニック」第6回

曲がるラインは打つ強さによって曲がり幅が変わる

アマチュアの方をラウンドレッスンしている時、フックラインとスライスラインの外し方を見ていると、ほぼ9割9分、カップの下側に外します。ショートパットもミドルパットもロングパットも、すべてカップの下側に外れます。

なぜそうなるのかというと、アマチュアの方はボールからカップまでのラインをオンライン1本しか見ていないからです。

プロゴルファーは曲がるラインをオンライン1本で見ることはありません。どのように見ているかというと、「強めに打つと1カップ曲がるぞ。弱めに打つと3カップ曲がるぞ。どのラインで入れようかな」と見ているのです。そうすると、ラインがすごく太く見えるようになります。

オンラインよりも少し上に打つのがコツ

そしてプロゴルファーは、ラインを太く見た後、3パットのリスクを回避しながらカップインの確率も上げていくようにグリーンリーディング(ライン読み)しますから、オンラインよりも少し上側のラインを選択します。これがいわゆる「プロライン」と呼ばれるものです。プロラインであれば、パットが外れる場合でもカップの上側に外れます。

なぜこのような狙い方をするかというと、オンラインよりも上側を転がっていれば、イレギュラーでボールが下に落ちる可能性があるからです。イレギュラーせずに外れても、次のパットでカップに入れやすいポジションに止まります。

オンラインで狙ってしまうと、イレギュラーした時点でカップインの確率がゼロになってしまいます。なぜなら、イレギュラーでボールが下に落ちる可能性はありますが、上に行くことはあり得ないからです。

ですから、曲がるラインをカップの下側(アマライン)に外している人は、まずプロラインに外すというのがファーストステップになります。それができるようになってから、オンラインに乗せていくのがセカンドステップになります。

ボールの置き方にこだわると方向性が安定する

それと、曲がるラインではパットの距離感だけでなく方向性もとても重要になってきます。方向性を安定させるには、ボールの置き方にコツがあります。

ボールを置く際、真上から見てラインを合わせようとする方が多いのですが、実はこのような置き方だと目線が交差してしまうので、真っすぐに合わせづらいです。

目標に対して真っすぐにボールを置くためには、できるだけ目線を下げて、離れたところから置きます。そうすると、方向性がすごく安定します。

これは曲がるラインに限らず、ショートパットをよく外す人にも効果絶大ですから、ぜひ試してみてください。

教えてくれた人 関浩太郎(せき・こうたろう)さん

1974年8月27日生まれ、千葉県出身。日本大学ゴルフ部を経て1998年にプロ入り。翌年からツアー参戦。2014年に千葉県千葉市にあるゴルフ練習場「ジャパンゴルフスクール」内に「エースゴルフクラブ千葉」を設立。2016年には「エースゴルフクラブ神保町」もオープンし、アマチュア向けのレッスン活動も展開している。


構成/保井友秀(ゴルフライター) 撮影/小板直樹 撮影協力/エースゴルフクラブ千葉

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