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目指せ70台!クラブセッティングの見直しでスコアアップ達成!

目指せ70台!クラブセッティングの見直しでスコアアップ達成!

70台を目指すレベルになると、自分はロングアイアンが苦手なのか、それともフェアウェイウッドが苦手なのか、自分の傾向がつかめてくるだろう。ロングアイアンが苦手クラブであれば、7番ウッドなどのショートウッドで補うことも考えるといい。多くのゴルファーを80切りに導いてきた平野茂プロは「今後スコアを縮めるには、苦手クラブを克服しようとするよりも、クラブセッティングを見直すことも重要です」と明かす。スコアアップに直結するためのクラブの選び方をアドバイス願った。

易しいクラブを入れておけばスコアを組み立てやすい

フェアウェイウッドは苦手だが、アイアンは得意という人も多いことだろう。そうしたタイプはフェアウェイウッドの代わりにロフトが立ったユーティリティーを入れておくといい。

「片山晋呉プロもロングアイアンを抜いて、易しく打てるショートウッドを駆使しています。彼はこうしたクラブマッチングの草分けですが、一流プロですら易しいクラブを使う傾向にあるのに、一般のアマチュアが難しいロングアイアンで一生懸命に練習しても完全マスターまでに時間がかかってしまいます」

あえてロングアイアンのような難しいクラブでスイングをつくっていくタイプもいるが、効率よく上達するには比較的易しいクラブを中心に練習して自信をつけていくほうが得策といえる。
道具のチョイスによって、自分の苦手なクラブを除けば心理的にも余裕が持てる。ミスショットの不安が少ないから、いざというときにもクラブに対する信頼感も生まれる。それだけグッドショットの確率が高く、スコアメイキングがラクになるのだ。

女子プロやシニアプロの使用クラブを参考にしよう

クラブマッチングやスペックを参考にするには、一般のアマチュアゴルファーと体力、筋力の差が大きすぎる男子プロよりも、女子プロたちが使用しているクラブを見るといいだろう。一例を挙げると、2014年に賞金女王になったイ・ボミ選手のクラブセッティングは下記のとおりだ。

1W ロフト角10.5度、シャフト硬度R
3W ロフト角15度、シャフト硬度R
5W ロフト角18度、シャフト硬度R
UT ロフト角22度と25度の2本、シャフト硬度R
6~10I ロフト角28.5度~45度、シャフト硬度SR
PW ロフト角48度 シャフト硬度R
AW ロフト角52度 シャフト硬度R
SW ロフト角58度 シャフト硬度R

イ・ボミ選手はドライバーで250ヤードも飛ばせるのに、ロフト角が多めだし、硬いシャフトも装着していない。アイアンも6番からのセッティングになっている。スペックに無理がまったくないのだ。

「ドライバーでボールが上がりにくいと感じる人は、ロフト角が少なすぎることが考えられます。ヘッドスピードが40メートル/秒前後の人でもロフト角10~11度、シャフトもSにしないでRを使うなど、クラブを見直してください。女子プロやシニアプロたちのクラブセッティングを参考にするといいでしょう」

シニアの井戸木鴻樹プロはウッドを6本入れていることで、別名「六本木の男」とも呼ばれている。その井戸木プロは、易しいクラブを駆使して2013年に日本人初の全米シニアプロ・チャンピオンに輝いた経歴を持つ。
クラブのチョイスに見栄を張ってはいけない。ハンディアップには確かな技術も要するが、クラブセッティングでスコアを正すのが早道ともいえる。大事なのは自分を知ることなのだ。

教えてくれた人: 平野茂(ひらの・しげる)プロ

1973年9月29日生まれ。早稲田大学時代は東京六大学野球で2年生からレギュラーとして活躍しプロを志す。野球を極めた独自の視点で編み出したスイング理論で、短期間でゴルフも上達し、2007年プロ入会を果たす。現在、東京・五反田に『フラットフィールドゴルフ』を開設し、「飛ぶようになった」「体の使い方が初めてわかった」と多くのアマチュアを短期間で上達させることに成功している。

構成/三代崇(ゴルフライター) 撮影/田辺恵理 撮影協力/フラットフィールドゴルフ

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