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QP関雅史の「100をつかむアプローチテクニック」第12回

QP関雅史の「100をつかむアプローチテクニック」第12回

第12回 サンドウェッジは56度が圧倒的にやさしい

サンドウェッジは、パターを除いた13本のクラブのうちもっとも短い番手です。フルショットで使うこともありますが、それよりもグリーン周りのアプローチやバンカーから距離をコントロールして打つことが圧倒的に多いはずです。つまり、最大90ヤードくらいから最小2、3ヤードまでの幅広いレンジを1本のクラブで打ち分ける必要があるわけですから、いろいろな距離を均等に打ちやすいクラブを選ばなければなりません。

芯に当てやすく、距離を打ち分けやすいのは56度

プロの大半は58度を使っていますが、56度と58度を比べたら間違いなくやさしいのは56度です。球が前に飛んでくれた方が距離感を出しやすいからです。とくになるべくサンドウェッジ1本でグリーン周りをこなしたい人は、58度よりも長い距離の打ち分けができる56度が重宝します。

また、アプローチが不得意な人は、止まりやすいというイメージだけで58度を選ぶと失敗する可能性が高くなります。なぜなら58度は56度よりロフトが寝ている分だけ芯に当てにくいからです。さらに、バンカーショットやロブショットなどフェースを開いて打つショットは余計に難しくなります。たまにいい球が出てぴったり止まるけれど、次はボールの下を抜けてしまいましたではスコアはまとまりません。また、ボールが前に飛んでくれる56度ならハザードを楽に越えられるし、ピンから遠いバンカーショットでもしっかり打って寄せることができます。

速く振っても飛ばない58度はスピンをかけやすい

一方、58度を使うメリットとしては、球がつかまること、飛ばない分だけ振り幅を大きくできるのでスピンをかけやすいことなどがあります。ピンポイントにねらって打っていける技術がある人なら58度の方がそれを生かせると思います。

教えてくれた人:関 雅史(せき・まさし)プロ

関雅史プロ
1974年9月28日生まれ、PGA公認A級インストラクターとクラブフィッターの二足のわらじを履く異色プロ。これまで指導したゴルファーは延べ1万人以上、クラブフィッティングは3000人以上。東京都北区でゴルフスタジオ『ゴルフフィールズ』を主宰する傍ら、雑誌・テレビ等メディアでも活躍中。ニックネームはQP。

構成/吉田宏昭(ゴルフライター) 撮影/斉藤秀人 撮影協力/ゴルフフィールズ

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