プロギャラリーN子さんに聞く!ツアー観戦の醍醐味
2021.09.01
(充分な感染予防対策を講じた上で、観戦をお楽しみください)
今回は、初めてのツアー観戦でも楽しく過ごす方法を、ツアー観戦歴5年、30歳女性N子さんにインタビュー。年間40日以上をゴルフ場(※ 観戦だけです)で過ごしているN子さんにツアーの魅力を聞いてみました。
―まずは、ツアー観戦に行ったきっかけから教えてください。
私の場合は、知り合いがプロで…たまたま観に行ったのがきっかけです。私自身、プレーをしたことがないので、最初はルールもわかりませんでした。でも、いつの間にか毎週のように足を運んでいます(笑)。
―N子さんは珍しいパターンだと思いますが、ツアー観戦のどんなところが魅力ですか?
まず、ゴルフ場は緑がいっぱいあって気持ち良いですよね。それから、緊張感と迫力でしょうか。
―具体的には?
プロは賞金がかかっているので、一打一打緊張感があります。広いゴルフ場とは言えど、選手との距離はほかのスポーツよりも近いと思うので、息を呑むシーンに立ち会うこともあります。例えば、予選2日目の最終ホールのグリーンとか、しびれますよ。予選に通らなかったら賞金0円ですから、予選落ちがかかった選手の気持ちになってドキドキしてます。
それから、男子プロの場合、ドライバーの迫力がすごいです! 音とかスイングスピードとかって、テレビでは伝わらないと思うんです。あと、2打目でも、「こんなところからグリーンに乗せちゃうの?」っていうゲームみたいなプレーもあるからすごいですよね。
でも、最近1番興奮したのは、ホールインワンに立ち会えたことです。なかなか自分でやることってないと思うんですけど、プロだからこそ確率は高い。何があるかわからないから、楽しいです。
―いつもはどのように観戦していますか?
大体、特定の選手について18ホール歩いています。ドライバーを打ったら早歩きでグリーンに向かいながらセカンドを見る感じですね。選手が打つ時は立ち止まらないといけないので、“だるまさんが転んだ”の要領で、ついていってます。
途中、疲れたらギャラリープラザ(飲食店等がある)に行って休憩することもあります。ご当地グルメが出ていることもあるので、食を楽しむことも(笑)。
―最後に、観に行くトーナメントはどうやって決めていますか?
「まず、どこで開催されるのかをチェックします。近くの試合には行きたいと思いますが、遠くの試合でも食べ物が美味しいとか、行きたい場所があるとか、試合だけじゃない楽しみもあるので、旅行感覚で選ぶこともあります。例えば、北海道ではジンギスカンとか海鮮とか美味しいので、行ってみたいなとか」
―観戦以外の楽しみも見つけるわけですね!
「はい、それこそが楽しむ秘訣ではないでしょうか!」