【初心者必見】ゴルフ場のカート乗り入れのマナーとメリットを解説

2026.08.18

【初心者必見】ゴルフ場のカート乗り入れのマナーとメリットを解説

「カート乗り入れのマナーって、普通のゴルフ場と違いはあるの?」

初心者ゴルファーの方の中には、カートの扱いに不安を持つ方も多いかもしれません。ゴルフ場での移動を快適にしてくれる「カートのフェアウェイ乗り入れ」について、初心者におすすめする理由や、守るべきマナーをわかりやすく解説します。

また、カート乗り入れができるゴルフ場の多い、北海道のおすすめのコースについても紹介します。

フェアウェイ乗り入れ可能なカートのイメージ

カートの乗り入れができるゴルフ場とは?

ゴルフ場を予約する際に、「カートの乗り入れOK」の表示を目にすることもあるでしょう。この「カートの乗り入れ」とは、通常はカート専用の道路(カート道)しか走れないゴルフカートで、芝生(フェアウェイ)の上を直接走行できるシステムのことです。カートの乗り入れの基本について見ていきましょう。

どのゴルフ場でも乗り入れができるとは限らない

日本全国すべてのゴルフ場でカートの乗り入れができるわけではありません。コースの保護や安全面を考慮して「通年で乗り入れ全面禁止(カート道のみ走行可能)」としているゴルフ場も多くあります。そのため、乗り入れができるかどうかは、ゴルフ場ごとに確認が必要です。

基本は自走式カート

カートには大きく分けて「自走式」と「リモコン式(電磁誘導式)」の2種類があります。リモコン式のカートは、地面(道路)に埋め込まれた磁気レール(電磁誘導線)の上しか走れない仕組みになっています。そのため、レールが敷かれていないフェアウェイの芝生の上には物理的に入れません。

つまり、乗り入れができるカートは、ハンドルとアクセル・ブレーキを使って自分で自由に運転する「自走式カート」が基本となります。

自走式カートの運転イメージ

雨の日や芝が濡れている日は乗り入れ不可になることも

普段はカートの乗り入れを実施しているゴルフ場であっても、当日が雨だったり、前日の大雨で芝生や地面が水分を多く含んでぬかるんでいたりする場合は、「本日は乗り入れ不可」と変更されることがあります。

水分を含んだデリケートな芝生の上を重いカートが走ると、タイヤで芝生が深く削れてしまい、コースが大きなダメージを受けてしまうからです。当日朝にマスター室(ゴルフ場の運行管理を行う場所)のアナウンスや掲示板を確認してください。

ゴルフ場のカート乗り入れのメリット

ゴルフ場でカートをフェアウェイに乗り入れられると、初心者にとって多くのメリットがあります。ここではそのメリットについて見ていきましょう。

体力の消耗を抑えられる

ゴルフは1ラウンドで10km近く歩くともいわれており、特にアップダウンのあるコースは初心者にとって想像以上に疲れるものです。しかし、打ったボールのすぐ近くまでカートで移動できれば、歩く距離を大幅に短縮できます。

最後まで体力を温存できるため、疲れからくるスイングの乱れを防ぎ、笑顔でコースアウトしやすくなります。

プレーの進行が速くなる

初心者のうちは、ボールが左右に飛んでしまいあちこちへ移動することが多く、カート道とボールの往復だけで時間がかかってしまいがちです。カートごとボールの場所まで直行できれば、移動にかかる時間を短縮できます。

ゴルフで重要な「プレーの進行(スロープレーの防止)」が自然とスムーズになり、後ろの組に迷惑をかける心配も減ります。

クラブ選びがスムーズになる(置き忘れ・紛失も防げる)

通常は、次のボールの場所へ向かう際、「おそらくこのクラブを使うだろう」と何本か予想して持っていかなければなりません。しかし、実際のライ(ボールの沈み具合)が悪かったり、距離感が予想と違ったりしてクラブをカートまで取りに戻る、といったタイムロスが起こります。

カートの乗り入れができれば、ボールの目の前で状況を確認してから最適なクラブをバッグから抜くことも可能です。また、使ったクラブをショット後にすぐ戻せるため、コース内への置き忘れや紛失のトラブルを未然に防げます。

ゴルフ場のカート乗り入れ時の守るべきマナーと注意点

便利なカート乗り入れですが、自由気ままに走っていいわけではありません。ゴルフ場の美しい芝生を守り、安全にプレーするための重要なマナーがあります。

グリーンやティーグラウンド周辺は全面進入禁止

最も繊細に手入れされている、グリーンとその周辺、および各ホールの第1打目を打つティーグラウンドの周辺は、どのゴルフ場であってもカートの進入は完全に禁止されています。

これらのエリアには、ロープが張られていたり、看板で「ここから先はカート道へ戻ってください」と案内があったりします。必ず指示に従いましょう。

ラフやバンカーには入らない

カートが乗り入れて良いのは、短く刈り込まれた「フェアウェイ」のエリアだけです。芝生が深く伸びているラフや、砂が敷き詰められたバンカーの中にカートを入れるのはNGです。

ラフはタイヤが空回りして芝を傷めやすく、バンカーは砂にタイヤが埋まって動けなくなるかもしれません。ボールがラフやバンカーに入った場合は、近くのフェアウェイにカートを止め、そこから歩いて向かいます。

芝を傷めない走行を心掛ける

フェアウェイ上を走る際は、急発進、急ブレーキ、急ハンドルといった「急」のつく運転を避けてください。重いカートが急に止まったり曲がったりすると、タイヤの摩擦で生きた芝生が根こそぎ剥がれてしまいます。

また、先行するカートが通ってすでに轍(わだち)ができている場所はなるべく避け、芝生に優しい安全運転を心掛けることが大切です。

芝生を傷めない運転のイメージ

飲酒は控える

ゴルフ場の中は公道ではありませんが、カートは立派な車両です。開放的な気分になってランチタイムにお酒を飲みたくなるかもしれませんが、午後も自走式カートを運転する予定がある場合は、飲酒は控えましょう。

操作ミスや前方不注意など、ゴルフ場内でのカート事故が発生しやすくなります。自分自身や同伴者、他のプレーヤーの安全を守るために、運転者はルールを遵守する必要があります。

北海道にカート乗り入れができるゴルフ場が多い理由

日本の中でも北海道にはカートの乗り入れができるゴルフ場が多くあります。考えられる理由には、下記のようなものが挙げられます。

洋芝が使われているため

本州のゴルフ場では一般的に「和芝(高麗芝など)」が主流ですが、寒冷な北海道では一年中緑を保つ「洋芝(ベントグラスやケンタッキーブルーグラスなど)」が使われています。この洋芝は、和芝に比べて人の踏み圧やカートの重さに強い、というタフな特徴を持っています。

そのため、カートが上を走っても芝生が傷みにくく、積極的な乗り入れが可能になっているゴルフ場が多くあります。

広大でフラットな敷地が多いため

北海道のゴルフ場は、本州の山岳コースに比べて敷地が非常に広く、平坦(フラット)で直線的なレイアウトが多く見られます。アップダウンや急傾斜が少ないため、カートが横転するような危険が少なく、安全にフェアウェイを自走できる環境が整っています。

アメリカンスタイルのゴルフ文化が定着しているため

北海道は、もともと広大な土地を活かしたアメリカンスタイルや海外のリンクス(海岸沿いの平坦なコース)をモデルに設計されたゴルフ場が多く存在します。海外では「2人乗りカートでフェアウェイに乗り入れてカジュアルに楽しむ」のが主流。そのスタイルがそのまま北海道のゴルフ文化として根付いていることも理由として考えられます。

北海道のカート乗り入れができるおすすめのゴルフ場

北海道へのゴルフ旅行や、飛行機までの時間を有効活用したいときに便利なのが、新千歳空港からアクセスの良い道央エリアのゴルフ場です。快適なカート乗り入れでプレーできる道央のおすすめゴルフ場は下記があります。

<道央エリアでカート乗り入れができるおすすめのゴルフ場>

今回ご紹介したコース

ゴルフ場のカート乗り入れで、もっと快適にプレーを楽しもう

ゴルフ場のカート乗り入れは、体力を温存し、プレーの進行もスムーズにするため、特に初心者ゴルファーにとって心強い味方です。

自走式カートならではの運転ルールや、雨の日の規定、そしてグリーン周辺やラフ・バンカーには立ち入らないといった基本のマナーを頭に入れておきましょう。

ゴルフ場が大切に育てている美しい芝生への思いやりを忘れずに、カート乗り入れの恩恵を上手に活用して、快適なラウンドを満喫してください。

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