村瀬雅宣の110を切るゴルフの考え方「事前の準備が9割以上・スイング改造必要なし!」最小限の練習が最大限の効果を生む
現役サラリーマンとして多忙を極めながら、片手シングルを維持する村瀬雅宣氏。
就職後はゴルフにかける時間がなかなかとれず、一時はハンディが20まで下がった村瀬氏がたどりついた結論は、練習時間を短くした分、メンタルとマネジメントを強化するというものでした。
本連載では、忙しいサラリーマンが最小限の練習で確実に110切りするゴルファーになるためのノウハウをお伝えします。
仕事もゴルフも、事前の準備が9割以上
・ 最小限の練習こそが、ゴルフ場で最大限の効果を上げる
・ 仕事で培ったスキルがゴルフ場で役に立つ
・ ラウンドの内99%の時間は、次のショットへの準備。
最小限の練習こそが、ゴルフ場で最大限の効果を上げる
初めまして、現役サラリーマン兼ゴルフメンタルカウンセラーの村瀬と申します。
皆様のスコアアップの為に、必要最小限の実践的なノウハウをご提供していきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
まず簡単に私のゴルフ歴をお話しますと、ゴルフを始めたのは、大学時代からです。一橋大学体育会ゴルフ部でキャプテンを務め、最高のハンディは7になりましたが、就職後は皆様と同様で仕事が忙しく、35歳ぐらいまでは年間数回のラウンドしかしていなかったので、ハンディは20前後に下がってしまいました。 その後営業マネージャーになってからは、ビジネス上ゴルフのラウンドの回数も増え、毎週1回は練習場に通うようになりましたが、その一方で家族が増え、仕事も忙しくなり、どうしてもハンディを向上させることはできませんでした。
そういった時間のない中でスコアアップするために考えた結論が、メンタルの強化とゴルフマネジメントです。
仕事で培ったスキルがゴルフ場で役に立つ
ビジネスマネジメントをゴルフに活用する事を思いつき、それからは練習場に通うことを原則やめました。 結果的には、50歳を超えるころからハンディキャップも上昇し、55歳前後から今日まで片手シングルを維持する事が出来ています。
ドライバーの飛距離も今が人生で一番飛んでいると思います。 この連載では、当時の私と同じく多忙なサラリーマンの皆さんに向けて、スイング改造に時間をかけず、効率よくスコアアップするために必要なゴルフの考え方についてお伝えしたいと思います。
ラウンドの内99%の時間は、次のショットへの準備。
110切りを目指すに当たって、まずはゴルフというスポーツを改めて定義したいと思います。
① ラウンド時間の中で、ショットの時間は1%程度で99%は考えている時間であること
② 究極的に個人プレーであることと、ルールのジャッジも自分一人で判断すること
③ ゴルフコースのリスクマネジメントとスコアーマネジメントは、ビジネス上のマネジメントとの共通点が非常に多いこと
スコアアップというと、スイングメカニックのみに関心がいきがちですが、上記のようにゴルフの9割以上を占めるのは、次のラウンド、次のショットまでの準備時間。
長い準備時間を上手にマネジメントできれば、スイング改造せずともスコアアップすることは十分に可能です。
多くの時間は要りません。 皆様が普段仕事や生活で活用しているスキルをゴルフに応用すれば良いのです。
笑顔でスコアアップを目指しましょう!
教えてくれた人: 村瀬雅宣(むらせ・まさのぶ)
一橋大学体育会ゴルフ部・コーチ、メンタルカウンセラー
Handicap ---- JGA 4.0
一橋大学卒業後、東京海上火災保険に入社。各地で支社長として仕事をこなし、現在は日鉄住金保険サービス 企業リスクコンサルティング部長を務める。
学生時代からのゴルフの経験(一橋大学体育会ゴルフ部キャプテン)を生かして、精力的にゴルフに打ち込み(東京海上火災保険ゴルフ部キャプテン)、『ゴルフレッスンコミック』での連載をはじめ、メンタルカウンセラーやアンチエイジングプランナーとしても活躍。
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