【〇〇してみた】スループレーでゴルフコンペしてみた「スルーのメリット・デメリット」は何だ?
ゴルフコンペの1日
ゴルフコンペは、基本的に複数組が連続して順にスタートしていきます。
当然最初の組がスタートしてから最終組が終わるまでは、いつものラウンドと比べると時間がかかってしまいます。
さらにラウンド終了後は、成績を集計し、発表する表彰式があります。そしてようやく各自が帰宅の途につくという流れです。
ですからコンペの場合、朝8時にスタートしても、ゴルフ場を出るのは夕方17時過ぎなんてこともあります。さらに、仕事をしている人同士のコンペの場合は、週末に開催されることもしばしば。
――すると、どうでしょう。
週末の16時過ぎ、道路は渋滞で、いつもは1時間で行ける道のりを2時間以上かかって帰宅…なんてことも稀ではありません。そうなれば、せっかくの休日を「丸一日ゴルフだった」感満載ですよね。
そこで今回は、「ゴルフが大好き! でもその日に他の予定も入れてマルチに楽しみたい!」という欲張りゴルファーも満足できるコンペとして、「スループレーコンペ」を企画。
スループレーの枠しかないKOSHIGAYA GOLF CLUB(埼玉県)でコンペを企画、実施してみました!
コンペ参加者の声、コンペレポートとともに、スループレーコンペの魅力を探っていきたいと思います。
スループレーコンペ開始!
今回お邪魔した KOSHIGAYA GOLF CLUB のスタート時間は早朝スタートとお昼スタートの2パターン(冬場は朝のスタートしかありません)。本企画では早朝スタートを選択したため、1組目のスタート時間は7:36。
スタート時間が早いことを懸念する声もあるかと思いますが、実際に参加した人からはこんな声が挙がりました。
〇 朝早くスタートすると、昼過ぎには終わるため、夕方や夜は、ほかに予定を入れられる
〇 道路が混む時間を避けられるから、行きも帰りも渋滞回避でありがたい
〇 スループレーだったら2ラウンドもできちゃいそう
「ゴルフ=朝が早いのは当たり前」と考えている人は多いと思います。そのため、7時台のスタートであっても、あまりデメリットを感じる人はいないようです。
なお、お昼スタートの場合には、前日に仕事や飲み会で遅くなった人も、朝ゆっくりできるというメリットも考えられますね。
お昼は食べても食べなくてもOK
スループレーは18ホールを一気にラウンドしてしまうというもの。ですから、当然お昼休憩がありません。
そこで、KOSHIGAYA GOLF CLUB では、スパムおにぎりやホットドッグなどの軽食を販売しているカートが出現し、買い物ができるようになっていました。
今回のラウンドでは9ホール終わったのが10時前。ゴルフ場のレストランで出される一般的なランチでは苦しくなってしまうところですが、ラウンド中に小腹を満たせるこのシステムは大賛成。当然(?)ビール等のアルコールも販売もしていますよ。
お昼休憩がないことに戸惑ってしまう人もいると思いますが、実際はどうだったのでしょうか?
〇 お昼休憩がないため、集中力が途切れない
〇 レストランで、お昼ごはんやビールを飲む機会がないのでお金使わないから、節約につながる
▼ お昼を買いにいく、持参する、といったのは面倒
▼ お昼休憩がないため休めない
ゴルフの調子が悪い場合、お昼休憩が気分転換になる人もいるようなので、メンバーに応じてスループレーか通常のパターンかを選択する必要がありそうです。
ラウンド終了は13時前
やや前が詰まりながらも、今回のコンペでは13時前にはラウンドを終了することができました。
今回は3組だったので各組のスコアの提出を待って結果発表です。
結果1位はグロス89!次いで2位は1打差で90。しかも2人という接戦。
スループレーということで、集中力が持続できたのが要因かもしれません。
そして、なんと今回のコンペは大叩きもなく平均して各々の実力が出せたラウンドだったようで、全員105以内、平均スコア96というこの仲間コンペでは最高数字! みんなで称えあって反省もして次のコンペまで切磋琢磨することを誓いあう。コンペの楽しいひと時ですね。
そして13時30分には解散となりました。
そのあとシャワーを浴びる人、ご飯を食べる人、家に帰る人と様々。参加者の予定に応じてプランを立てることができそうです。もちろん、お昼を食べながらパーティーというのもありでしょう。ちなみに筆者はシャワーを浴びてから帰り、昼過ぎまで寝ていた友人と飲みに行きました。
早く帰れるのが魅力のスループレーコンペついて、参加者の声を紹介します。
〇 夕方や夜に予定があるときはゴルフを断っていましたが、早朝からスループレーができるなら、ゴルフに行く機会は増えると感じました
〇 地方であれば、午前スルーなら、帰りはどこかに寄り道して遊べて帰れるので、近くの商業施設と組んで、特別クーポンなどあれば使う機会は増えると思います
〇 この時間に帰れれば、夕飯までに時間があるのでゆっくり買い物ができてありがたい。夏場は、早朝からスタートすれば、一番暑い時間帯より前にはあがれるので、涼しくプレーできる時間が増えるでしょう。また冬場は開始時間が10時台でも、日没前に解散できそうという声も
このようなポジティブな意見がある一方でネガティブな意見もご紹介しておきます。
▼ 最初と最後しか会わないので、ほかの組の参加者との会話が少なくなる
▼ 朝早いスループレーは、後半眠くなってしまう
▼ 前の組に、大型コンペや未経験者が多く入っていると、1日ずっと待たされることになるのでストレスになりそう
まとめ
今回初めて「スループレーコンペ」を実施してみましたが、反応は上々。
スループレーが初めてという人はやや戸惑いがあったようですが、終わってみれば、昼過ぎから自由な時間になることで、メリットを感じる人も多いようでした。
朝早いスタート(またはお昼からのんびりスタート)となりますが、お昼も表彰式もサクッと終われる「スループレーコンペ」は1度実施したらハマりそうです。
新たなコンペプランとして取り入れてみてはいかがでしょうか?