私の推しコース「競技アマ・松下健さんに聞く」マグレガーカントリークラブ
編集部:今回のゲストは、マグレガーゴルフジャパン株式会社企画開発部課長の松下健さんです。松下さんは多くの競技に参加していますが、アマチュアとして競技をやっていて楽しいのはどんな点ですか?
松下さん(以下松下):競技はどんな試合でも出場するからには自分なりの目標を持って参加します。シビアな状況の中で、自分なりの良いプレーができたり目標スコアをクリア出来たりした時の達成感は格別です。トップレベルの選手たちと伝統あるフィールドで競技を行うと、遊びのゴルフとは違う緊張感がありますし、そうした状況に身を置いた中でのこれができた、あれができた、という結果は自信になります。うまくいった時は楽しいし嬉しいのですが、うまくいかないことももちろんあるので、苦しいと思うことも少なくないです。自分がどのレベル、どのステージにいるのかを試す場が、競技だと思っています。よりストイックに自分のゴルフを追求したいなら、こうしたシビアな挑戦をすれば必ず成長につながりますよ!
競技に興味あるけれどちょっと怖い、と思う人にアドバイスを!
松下:今は色々なカテゴリーの競技がありますから、アプローチの仕方も色々です。自分の実力を表すものとして、まずは日本ゴルフ協会(以下JGA)が発行しているJGA/USGAハンディキャップインデックスを取得することがメジャーなアプローチですね。これを取得すると自分の直近の実力が把握できますし、各種競技への参加資格があるかどうかも明確になります。このシステムは所属コースがなくても楽天GORA/JGAハンディキャップ倶楽部のようなJGA認定の企業・団体から証明書を取得することも可能になっています。様々な大会主催者が門戸を広げて皆さんのことを待っていますから、自分のハンディキャップで出場できる試合であれば、飛び込んでみても良いのではないでしょうか。例えば、日本オープンゴルフ選手権のドリームステージ(アマチュア予選会)はJGA/USGAハンディキャップインデックスを保有する全てのアマチュアゴルファーが参加できる大会として2015年から始まった取り組みですので、夢の舞台へのファーストステップを踏み出したことになりますね!また、ルール・マナーを完全に身につけないと競技に出られないのではないかと不安だという方は、経験者の方と二人で出場できるダブルス競技などから始めてみてはいかがでしょう。経験を重ねれば不安も徐々に払拭されるでしょう。
松下さんの「推し」のゴルフ場を教えてください!
松下:マグレガーカントリークラブ(千葉県)です。
当社のゴルフ場ですので身びいきではありますが、特筆すべき点として、練習ホールのご紹介をさせてください。芝の上から打てる280ヤードのフィールドと、バンカー、アプローチ練習場、更に本グリーンと同じクオリティのチッピンググリーンも備えた施設です。時間制の貸し切りでご利用いただけます。初心者のラウンド体験や、ツアープロのキャンプなど幅広く利用されていて、知る人ぞ知る、そして一度来た人はまた来たくなる練習環境です。
教えてくれた人 松下健(まつした・けん)さん
マグレガーゴルフジャパン株式会社 企画開発部 課長。
1964年東京都生まれ。日大付属高校時代からゴルフ部に所属。初めての競技は高校1年生の夏、関東ジュニアゴルフ選手権。主な成績は全国高校選手権4位、関東学生9位、朝日杯全日本学生9位、日本社会人アマ7位 日本ミッドアマ4回出場、千葉県社会人アマ優勝など。同級生に合田洋プロが居る。日大ゴルフ部を経て、マグレガーゴルフジャパン株式会社入社。ツアーレップとして自らの競技経験を活かし、所属プロの発掘から、国内海外を問わずプロゴルファーのクラブサポートを担当。来日したジャック・ニクラスのアテンドをした経験もあり、マグレガー社の顔と言える存在。
取材・構成/キープペダリング