私の推しコース「ゴルコンのプロ・田井真貴子さんに聞く」アジア取手カントリー倶楽部
編集部:今回のゲストはゴルコンコーディネーターの田井真貴子さんです。それでは早速お仕事の話を伺いたいのですが、恋愛や結婚をお世話する仕事ってどんな気持ちですか?
田井さん(以下田井):はい、これはもう「幸せ」に尽きますね。参加者様のゴルフ歴や年齢などを考慮して組み合わせを考えたり、男女比を揃えることが会場やタイミングによって難しかったりと、大変なことももちろんありますが、「結婚が決まった」という報告を受けたときの充実感は他に代えがたいです。これからもがんばろうと思う原動力になりますね。「一人でも多くの方に、ゴルフの素晴らしさ・楽しさを伝え、幸せになってもらいたい」をコンセプトに会社を設立して6年目になりますが、その想いはずっと変わらないです。もっともっとゴルフを通じてたくさんの方に幸せになってもらえるように、イベントがありきたりにならないよう、きっかけを提供できるよう工夫を凝らしています。
編集部:ゴルコンの成婚率はどうですか?ゴルフが絡まない場合と比べて高い低いはありますか?
田井:ゴルフという共通の趣味がある前提での婚活は、他の出会いとは大きく違いますね。女性にとっても男性にとっても、会話の糸口があることがまず大きなファクターだと思います。階段を一段昇ったところからスタートできる感じでしょうか。ゴルフをどういうふうに楽しんでいるのか、例えば、どれくらいの頻度でラウンドしますか、とかのテーマで話も広がるでしょうし、なにより一緒にプレーすればその人となりがよく分かりますよね。また、男性にとっては「次のデートに誘いやすい」ということが、ゴルコンならではの強みのようです。
編集部:それでは田井さんの「イチ推し」ゴルフ場を教えてください!
田井:茨城県の「アジア取手カントリー倶楽部」です。私は猫ちゃんに会えるのが本当に楽しみで、マスコット同然でとても良くなついているんですよ。さらにコース内ではタヌキにも会えます。この子達も逃げることもなく、挨拶してくれているようなそんな距離感でいつも見守ってくれているので癒やされます。都内から近距離でありながら、豊かな自然環境を満喫することができます。
コースは全般的にフラットで見通しが良いです。そこで活躍するのがセグウェイです。ヘルメットをかぶらないといけないと思っている方もいると思いますが、転ぶ心配がなければヘルメットは着用しなくて大丈夫です。初回講習を受ければ、即、フェアウェイを走りたい放題! 運動にはならないかもですが(笑)、自分以外の人のボールを探す気になるのはセグウェイだからこそ。プレーが早くなりますし、芝生の上で風を受ける爽快感を是非味わってほしいですね。
教えてくれた人 田井真貴子(たい・まきこ)さん
株式会社ジョイントプロデュース 代表取締役
ゴルコンコーディネーター 個性心理學 認定講師/心理カウンセラー
新潟県出身。26歳の時に、仕事がキッカケでゴルフと出会い、ゴルフにすっかりハマる。毎日でもゴルフがしたいと思うようになり心機一転ゴルフ場の運営会社へ転職。自発的に行なっていたゴルフイベントが、現在のジョイントプロデュースの基盤となり2011年ゴルフサイトの運営・イベント企画・運営代行を業務とする(株)ジョイントプロデュースを設立。2012年ゴルコン専門サイト「ララ♪ゴルフ」(www.lala-golf.com)をスタート。現在、首都圏・名古屋・大阪・博多で毎月10回以上のゴルコンイベントを開催し、年間の参加者人数はのべ2,500名を超える。2013年ゴルファー専門結婚相談室「L-Lounge」(http://l-lounge.jp)をスタートし、ゴルファーの婚活支援を行なっている。自身も大のゴルフ好きで、年間のラウンド回数は「100回」。ベストスコア「80」(レギュラーティー)
ゴルフで出会った男性と、10ヶ月でスピード結婚をしており「ゴルフと婚活」の相性の良さを自負している。
取材・構成/キープペダリング