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自宅練習でスキルアップ!初心者に効果的なゴルフ練習法を解説

自宅練習でスキルアップ!初心者に効果的なゴルフ練習法を解説

自宅練習でスキルアップ!初心者に効果的なゴルフ練習法を解説

ゴルフが上達したくても、なかなかコースや練習場へ行く時間が取れず、練習不足に悩むゴルファーは多いのではないでしょうか。

ひと昔前までは、球数をできるだけ多く打って体に覚え込ませる必要性がうたわれていましたが、現代はクラブ性能の進化によって、ボールを打たなくても体の正しい動きや使い方を習得すれば、ある程度の飛距離が出せたり、コントロールができたりするようになります。

そこで今回は、練習場やコースへ行く時間が取れないときや、天候が悪い日、暑さ・寒さで外出したくない日などでも、自宅で効率良くスキルアップできる練習法を紹介します。

ゴルフの自宅練習をするメリット

実際にボールを打つ練習と比較した場合、自宅練習にはどのようなメリットがあるのでしょうか。期待できる効果について見ていきましょう。

ボールを打たないからフォーム改善に集中できる

ゴルフは、野球やテニスなどの球技とは異なり、止まっているボールを打つことが上達しにくいといわれる要因です。「飛ばしたい」「ボールの芯にあてたい」という気持ちが、体の動きに悪い影響を与えてしまい、上達の妨げになることもあります。
しかし、ボールを打たない自宅練習は、飛距離や結果を気にせず、フォーム固めやスイングリズムの習得に意識を向けることができます。これにより、無駄な力みや変な癖がつきにくくなり、正しい動きを身に付けやすくなるでしょう。

スイングの再現性や基礎力が高まる

ゴルフの上達に重要なことは、動きの再現性です。自宅練習は、同じ動きを繰り返し確認しながら、自分のペースで行うことができます。
特に、スコアに直結するパッティングやアプローチといった小さな動きの反復練習は、安定したスイングを手に入れる近道となるでしょう。

外的要因を気にせず集中して練習できる

自宅であれば、夏の暑い中に汗をかきながらの練習や、冬の寒い中に厚着をして練習する必要がありません。
天候による不快感も少なく、周りの目を気にせず快適な環境で練習できるので、より効率的にスキル向上を目指すことができます。

コストをかけずに繰り返し練習できる

練習場ではドライバーばかり使い、スコアに直結するはずのアプローチ練習を怠りがちになるゴルファーも多くいます。その考えられる理由は、コストにあるのではないでしょうか。心理的にも、短い距離を打つアプローチでボール代を費やすのは、「もったいない」と思ってしまうことも…。

その点、自宅で素振りやフォームチェックを行う場合は、練習代だけでなく移動時間も節約できます。コストを気にせず、好きなタイミングで反復練習が可能です。

初心者におすすめ!ゴルフの自宅練習法5選

ゴルフが上達するための自宅練習法には、どのようなものがあるのでしょうか。自宅にあるものを使ったり、限られたスペースでできたりする、初心者におすすめのお手軽な練習法をご紹介します。

【パター】爪楊枝を使って、芯でヒットする感覚を養う

ゴルフパターのフェース部分に垂直に刺した2本の爪楊枝を用いて、スイートスポットの位置やストローク練習を示唆する構図

パッティングでカップインの確率を上げるには、ボールをしっかり芯でヒットして、良い転がりをさせることが重要です。
芯でヒットできているかの確認に、爪楊枝が使えます。2本用意した爪楊枝を、パターのフェースの芯を挟むようにセロハンテープなどで固定します。爪楊枝の間隔は、ボールがあたるエリアより、少し余裕を持たせましょう。

この状態でパッティングをして、ボールが狙いよりも右方向に進む方は、自分から見て手前側(フェースのヒール側)の爪楊枝にあたっているはずです。原因は、フェースが開きぎみであたっているから。
反対に、ボールが狙いよりも左方向に進む方は、自分から見て奥側(トゥ側)の爪楊枝にあたっているということ。これは、インパクトの瞬間にフェースがかぶっている(閉じている)ことが原因です。

パッティングは、ストローク幅が小さいので簡単にヒットできると思っているかもしれませんが、意外と芯でヒットすることの難しさがこの練習で確認できるはずです。

ゴルフパターに刺した2本の爪楊枝の間にボールを配置し、正確なインパクト位置を確認する練習風景

【パター】1円玉をヘッドにのせて、丁寧にストローク

黒いマレット型パターの中央に硬貨を置き、フェースの芯(スイートスポット)の位置を確認するための練習風景

パッティングで、ボールに良い転がりをさせるには、ヘッドを等速で動かす必要があります。パターのヘッドを下ろすときに急加速させたり、減速させたりすると転がりが悪くなるだけでなく、距離感も合いにくくなります。

ヘッドを等速で動かす練習には、1円硬貨を使いましょう。パターのヘッドの形状によって、のせにくいこともあるかもしれませんが、1円硬貨をヘッドのどの部分でもいいのでのせ、落とさないように丁寧にストロークできれば、ヘッドを等速で動かせるようになります。
ポイントは、ストローク時に腹筋や背筋を使いながら、体幹を意識すること。パッティングは手で行うものだと思いがちですが、体幹の意識が重要です。実際にやってみるとわかりますが、手でパターを動かそうとすると、1円玉はすぐに落ちてしまいます。おなかにしっかり力を入れた状態でヘッドを動かすと、1円玉を落とさずにストロークできるはずです。

ただし、1円玉は硬貨の中で最も軽いため、最初は100円玉や500円玉など、重さのある硬貨で段階的に練習してください。1円玉を落とさずにストロークできるようになると、ヘッドの軌道が低く、長く動くようになります。インパクトゾーンが長くなるということは、ボールをパターで長く押せるということなので、方向性が向上するはずです。

【パター】硬貨にボールをのせて打つ

ゴルフボールを100円硬貨の上に置き、パッティング時に最後まで頭を動かさずボールを見る練習方法の図

パッティングは、構えたときと同じように、インパクト時にフェース面がスクエア(打つ方向に対して真っすぐの状態)になっていれば、ボールを思った方向に打つことができます。
フェースがボールにあたる瞬間に開いたり、かぶったりする原因は、手の動きだと考えがちですが、その多くは自分の頭が動いてしまっていることにあります。打った後に、ボールの行方が気になったり、カップの方向を早く見てしまったり、目線がずれたりすることで、軌道も不安定になりがちです。

パッティングで最後まで頭を動かさないようにするには、硬貨の上にボールを置き、その硬貨を打ち終わった後も見続ける練習がおすすめです。頭が動かなくなると、体の軸も左右に傾かなくなります。

【アプローチ】おたまを使って、面で打つ感覚を覚える

ゴルフボールをおたまにセットして落とさないように動かす練習方法を実践している図

アプローチが安定しない方は、料理で使うおたまを使って手首の正しい使い方を習得しましょう。クラブを握るようにおたまを持ってボールをのせ、その状態からボールを落とさないように動かします。できるだけ、おたまの中のボールが揺れないようにするのが重要です。

ポイントは、左右の手首の角度をキープしたまま動かすこと。右手首の角度が変わるとボールが落ちてしまうので、おなかに力を入れて、体幹を意識しておたまを左右に動かすと、ボールは安定するはずです。おたまのボールが安定するようになれば、クラブに持ち替えたときに、スイング中のフェース面の動きも安定するはずです。
この練習によってアプローチでフェースを返さず、しっかりターゲット方向を向いている状態、すなわち「面で打つ」感覚が養えます。この動きはフルショットにも応用できますので、ぜひ試してみてください。

【ショット】お箸を使って左右の曲がりを対策

箸をくわえたまま、スイングフォームを確認する練習動作の連続写真

ショット時にボールが左右に曲がる理由は、スイングの軌道に問題があります。軌道が安定しない原因のひとつである顔の向きは、お箸を使って修正していきましょう。

まず、スライスで悩んでいる方は、顔が早く上がりすぎる傾向があります。そこで、お箸を口にくわえて、インパクトのときにお箸がボールの右側を指した状態をキープして振り抜くようにします。顔を右に向けたまま振ることで、ボールがしっかりつかまるようになるはずです。

反対に、フック系の左への引っ掛けで悩んでいる方は、口にくわえたお箸がボールの左を指した状態でインパクトするように意識します。ヘッドがやや外側から下りるようになるので、極端な引っ掛けミスは解消されます。
実際にクラブを振ったり、ボールを打ったりする必要はありません。お箸をくわえた状態でシャドースイングをして、腕を振る感覚を覚えてください。

ゴルフの自宅練習をするときの注意点

前述した5つの自宅練習法は、どれも広いスペースは必要ありませんが、十分周囲に注意して行ってください。
また、練習時には、その動きが実際にできているかどうかを確認することが大切です。誰かに動画を撮ってもらってチェックするのも効果的ですし、自分一人の場合でも、スマートフォンを固定して撮影したり、鏡を見ながら行ったりするなど工夫してみてください。

また、ボールを打たない練習は、飽きやすいのも事実です。できるだけ飽きないように、「寝る前にこれだけはやる」「10回成功するまではやめない」など、ゲーム性を持たせながら行うと継続しやすくなります。

ゴルフの自宅練習に限界を感じたら、スクールの活用がおすすめ

ゴルフ初心者のうちは、練習場でボールを打って変な癖がついてしまうよりも、自宅練習で正しい体の動きを覚えたほうが上達のスピードが速いこともあります。
時間やお金がなくても、ちょっとした工夫でゴルフの練習はできるものです。極端にいえば、クラブを振ったり、ボールを打ったりしなくても、クラブを毎日握るだけでも効果は期待できます。
大切なことは、いかに毎日ゴルフにふれる(ゴルフのことを考える)かということ。そこからうまくなりたいという欲が生まれ、練習しようという気持ちになるわけです。

もし、自宅での練習に限界を感じたら、スクールに通ってみるのもおすすめです。プロによるレッスンを受けたり、アドバイスをもらったりすることで、新しい課題が見つかるかもしれません。
天候に左右されがちなシーズンこそ、自宅練習で基礎をしっかり固めてみてはいかがでしょうか。自宅練習成功のポイントは、「飽きずにやること」ですよ!

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