2019年1月1日、R&A（全英ゴルフ協会）とUSGA（全米ゴルフ協会）によりゴルフ規則が大幅に変更となりましたJGA（日本ゴルフ協会）もそれに準じて日本国内のプレーについても新たなルールが適用されることになりました。
今回のルール改正はプレー時間の短縮やゴルフの普及を目的とし、従来のルールよりも緩和された点がいくつかあります。
今回は、プレーをするにあたって、知っておきたい改正点をまとめました。最後に新旧ゴルフルール比較早見表も用意していますので、最後までじっくり読んでみてください！
新旧ゴルフルール比較早見表
（2019年版）
最後に、2019年改正の新ルールを旧ルールと比較！一部抜粋となりますが、プレー前にチェックしておくことをおすすめします！
プレ－時間の短縮
| 2019年改正 新ルール名称 |
旧ルール名称 （2018年まで） |
|
|---|---|---|
| ストロークの時間 | 40秒以内にストロークを行うことを推奨 | 特に制限なし |
| 2打目以降の打順 | 原則はホールから最も遠い球からプレーすべき。安全が確保できれば、準備ができたプレーヤーからプレーを行っても良い。 | 原則としてホールから最も遠い球からプレー |
| 球の捜索時間 | 3分以内に見つけなければ紛失球 | 5分以内に見つけなければ紛失球 |
| カップの旗竿 | 旗竿は抜いても抜かなくとも良く、旗竿に当たっても罰は無く、あるがままプレー。 ※カップインした場合は、ホールアウトが認められる |
グリーン上にある球をストロークした結果、球が旗竿に当たると2打罰 |
| 距離計測器の使用 | 〇 ※「2点間の距離」のみ計測可 |
× |
| ストロークの時間 | |
|---|---|
| 2019年改正 新ルール名称 |
40秒以内にストロークを行うことを推奨 |
| 旧ルール名称 (2018年まで) |
特に制限なし |
| 2打目以降の打順 | |
|---|---|
| 2019年改正 新ルール名称 |
原則はホールから最も遠い球からプレーすべき。安全が確保できれば、準備ができたプレーヤーからプレーを行っても良い。 |
| 旧ルール名称 (2018年まで) |
原則としてホールから最も遠い球からプレー |
| 球の捜索時間 | |
|---|---|
| 2019年改正 新ルール名称 |
3分以内に見つけなければ紛失球 |
| 旧ルール名称 (2018年まで) |
5分以内に見つけなければ紛失球 |
| カップの旗竿 | |
|---|---|
| 2019年改正 新ルール名称 |
旗竿は抜いても抜かなくとも良く、旗竿に当たっても罰は無く、あるがままプレー。 ※カップインした場合は、ホールアウトが認められる |
| 旧ルール名称 (2018年まで) |
グリーン上にある球をストロークした結果、球が旗竿に当たると2打罰 |
| 距離計測器の使用 | |
|---|---|
| 2019年改正 新ルール名称 |
〇 ※「2点間の距離」のみ計測可 |
| 旧ルール名称 (2018年まで) |
× |
救済関連
| 2019年改正 新ルール名称 |
旧ルール名称 （2018年まで） |
|
|---|---|---|
| 救済の申告 | 誰に告げる必要もない | マーカーに告げる必要がある |
| 救済時のドロップ方法 | 膝の高さから行う | 肩の位置から行う |
| 救済エリアを計測するクラブ （クラブレングス） |
そのラウンドの為に持ち運んでいる、クラブの中で最も長いクラブ（但しパターを除く） ※ドライバーが計測クラブとなるプレーヤーが最も多いと考えらえる。 |
そのラウンドの為に持ち運んでいるクラブならどれでも良い |
| バンカー内の アンプレイヤブル |
アンプレイヤブルを宣言し、球とホールを結ぶ線上で、バンカー外の後方に基点を決め、そこから1クラブレングス以内でホールに近づかない救済エリアに2打罰で球をドロップする | アンプレイヤブルを宣言し、バンカー内の別の場所に1打罰でドロップする |
| バンカー内の ルースインペディメント （小石など） |
動かすことができる。手やクラブで砂に触れてもOK ※ソールは禁止 |
取り除けない（あるがままでプレー） |
| グリーン上の損傷箇所修復 | ボールマークに限らず、損傷箇所（スパイクマークなど）を修復することができる | ボールマークのみ修復することができる |
| 地面に食い込んだ球 | ジェネラルエリア（旧：スルーザグリーン）内であれば無罰の救済が受けられる | フェアウェイのみ無罰で救済が受けられる |
| 2度打ち | 偶然の場合は無罰 | 1打罰 |
| 自打球 | 偶然の場合は無罰。止まったところからあるがままで再開 | 球が自分自身・キャディ・道具などに当たった場合１打罰 |
| 球を動かしてしまった時 | 原則として1罰打。ただし以下の場合、無罰でリプレース。
|
原則として1打罰が科せられる |
| 救済の申告 | |
|---|---|
| 2019年改正 新ルール名称 |
誰に告げる必要もない |
| 旧ルール名称 (2018年まで) |
マーカーに告げる必要がある |
| 救済時のドロップ方法 | |
|---|---|
| 2019年改正 新ルール名称 |
膝の高さから行う |
| 旧ルール名称 (2018年まで) |
肩の位置から行う |
| 救済エリアを計測するクラブ (クラブレングス) |
|
|---|---|
| 2019年改正 新ルール名称 |
そのラウンドの為に持ち運んでいる、クラブの中で最も長いクラブ（但しパターを除く） ※ドライバーが計測クラブとなるプレーヤーが最も多いと考えらえる。 |
| 旧ルール名称 (2018年まで) |
そのラウンドの為に持ち運んでいるクラブならどれでも良い |
| バンカー内のアンプレイヤブル | |
|---|---|
| 2019年改正 新ルール名称 |
アンプレイヤブルを宣言し、球とホールを結ぶ線上で、バンカー外の後方に基点を決め、そこから1クラブレングス以内でホールに近づかない救済エリアに2打罰で球をドロップする |
| 旧ルール名称 (2018年まで) |
アンプレイヤブルを宣言し、バンカー内の別の場所に1打罰でドロップする |
| バンカー内のルースインペディメント (小石など) |
|
|---|---|
| 2019年改正 新ルール名称 |
動かすことができる。手やクラブで砂に触れてもOK ※ソールは禁止 |
| 旧ルール名称 (2018年まで) |
取り除けない（あるがままでプレー） |
| グリーン上の損傷箇所修復 | |
|---|---|
| 2019年改正 新ルール名称 |
ボールマークに限らず、損傷箇所（スパイクマークなど）を修復することができる |
| 旧ルール名称 (2018年まで) |
ボールマークのみ修復することができる |
| 地面に食い込んだ球 | |
|---|---|
| 2019年改正 新ルール名称 |
ジェネラルエリア（旧：スルーザグリーン）内であれば無罰の救済が受けられる |
| 旧ルール名称 (2018年まで) |
フェアウェイのみ無罰で救済が受けられる |
| 2度打ち | |
|---|---|
| 2019年改正 新ルール名称 |
偶然の場合は無罰 |
| 旧ルール名称 (2018年まで) |
1打罰 |
| 自打球 | |
|---|---|
| 2019年改正 新ルール名称 |
偶然の場合は無罰。止まったところからあるがままで再開 |
| 旧ルール名称 (2018年まで) |
球が自分自身・キャディ・道具などに当たった場合１打罰 |
| 球を動かしてしまった時 | |
|---|---|
| 2019年改正 新ルール名称 |
原則として1罰打。ただし以下の場合、無罰でリプレース。
|
| 旧ルール名称 (2018年まで) |
原則として1打罰が科せられる |
2019年のルール改正では、様々なポイントが改正されています。
新ルールを知っておけば、プレーの進行もスムーズ。
新しいルールをきちんと理解し、是非、楽しいラウンドをしてください！
