ゴルフのコンペの幹事さんはもちろん、これからコンペに参加する人がチェックしておくべきルールやマナーをまとめました!
コンペに参加する際の注意点
ゴルフコンペには、普段のゴルフとはちょっと変わったルールや決まりがあります。
ここでは、普段のラウンドとコンペの違いを2点紹介します。
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- 違い1ルール
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コンペ独自のローカルルールがある
コンペではプレー進行を早めるためのローカルルールが定められています。ワングリップ内のパットを入ったことにする「OK」、規定打数の2倍をスコアの上限とするなどさまざまなローカルルールがあります。
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- 違い2精算方法
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プレー代の精算方法が異なることも
通常のゴルフでは、プレーが終了したら個々にクラブハウスで精算を行いますが、コンペでは幹事による一括清算の場合があります。それに伴いカードを使えないこともあるので、事前に確認しておきましょう。
知っておきたいコンペ用語
- ワングリップOK
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コンペの進行を考慮して、グリーン上でパターグリップ1本分の長さ以内にボールが寄った場合、次のパットで入ると見なして拾い上げるローカルルール。
- 6インチプレース
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スルーザグリーン(フェアウェイとラフ)では、カップに近づかない範囲でボールを6インチ(約15センチ)動かしてもいいとするローカルルール。
- プレーイング4
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プレーの進行を考慮して、ティーショットがOBになった場合、第2打地点付近に設置された特設ティーから第4打をプレーするローカルルール。
- ワンペナ・ゾーン
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黄色と黒の縞模様の杭で示されており、そのゾーンに入ると次打が打ちづらいため、1打を加えて所定の位置からプレーするように定められたローカルルール。
- 完全ホールアウト
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グリーン上でボールがワングリップ以内に寄ってもOKがなく、カップインするまでプレーを続ける本来の競技方式。
- ダブルパーカット
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コンペの進行を考慮し、規定打数の2倍をスコアの上限として拾い上げるローカルルール。
- アテスト
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ラウンド終了後に、同伴者と共にスコアの確認を行う作業のこと。組の代表者には、アテスト済みのスコアカードを提出する義務がある。
- エチケットリーダー
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プレー中に進行やマナーに気を配る人。組内の年長者やゴルフが上手い人が指名されることが多い。コンペではスコア提出の役目も担う。
初心者でもできる気遣い&マナー
コンペを楽しむために、初心者に気を付けて欲しいポイントをご紹介。
コンペの際に特に意識すべき、初心者でも簡単に守れる気遣い&マナーをまとめました!
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- その1急ぐ
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クラブを持って急ぐ
初心者はなかなか思うように打てず、ボールが散らばりがち。同伴者に迷惑を掛けないためにも、使いそうなクラブを数本持って急ぐ姿勢を見せましょう!(走る際は危険なので、周りを見ることを忘れずに)
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- その2見る
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他の人のボールを見ておく
自分のプレーに集中してしまうのも無理は無いですが、ゴルフは皆で周るものです。他の人が打った球も見ておき「ナイスショット!」の掛け声を忘れないようにしましょう!
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- その3お静かに
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人のプレー中に音を立てない
同じ組の同伴者がアドレスに入ったら、音をたてないように注意しましょう。ちょっとした気遣いをするだけで、周りへの印象がアップします。皆が気持ちよく回るためにも、意識したいポイントです。