おじさん接待のイメージはもう古い！ゴルフはスポーツとして面白い&おしゃれなウェアも浸透して「カッコイイ」ものに進化！

1.ゴルフ＝おじさん接待のイメージはもう古い？

従来のゴルフのイメージは、暇とお金のあるおじさん達が、接待を中心に社交で利用するという「一握りの階層に限定されたスポーツ」というものでした。確かに、かつてのゴルフ会員権はとても高額で、一般人にはなかなか手の届かないものであり、プレイ代も数万円が当たり前でしたから、気軽に楽しめるようなものではありませんでした。

そして名門コースといわれるオールドコースや贅沢なコースの会員となることがステータスであり、コースでプレイすることが十分接待に値するという時代があったのは事実です。

しかし今はどうでしょうか？ゴルフ接待が下火になり、異常に高騰した会員権の相場が落ち着いたことで、多くのゴルフ場が、高いプレイ代での集客が難しくなり、会員権の払い戻しができないなどの経営難に陥り、破綻してしまいました。これらのゴルフ場の運営を肩代わっていったのは、アコーディアやPGMなどの有力投資グループで、集客力を上げるために主にプレイ代を引き下げ、カジュアル化を進めてきました。かつてのゴルフ場は会員権の募集で収益を上げられましたが、今はプレイ代で稼ぐしかないので、コース運営を合理化し価格を引き下げることでプレイヤーを確保しようとしています。その結果、ゴルフはすごく身近なスポーツとなり、若者も利用しやすくなってきたのです。

こうして利用者のハードルが下がったことで、改めてゴルフの本当の魅力に脚光があたることになりました。年齢を問わず一生涯続けられ、自然の中で健康的にプレイができること。更に家族や友人とのコミュニケーションの場としても楽しく、オフゴルフでも共通の話題として盛り上がることができることなど、魅力満載のスポーツであることが知られてきたのです。

プロの世界でも、世界的プレイヤーの松山英樹の存在や、若さとファッション性で注目された石川遼のような選手が活躍するようになりました。特に女子プロでは若年化が顕著で、ジュニアから成長した多くの若くて華やかな選手たちが世界の舞台を含めて大活躍しています。女子の大会が注目されるのに伴って、ファッショナブルなゴルフという認識も広まってきました。

2.ゴルフ＝おしゃれ｜ゴルフファッションの進化

ゴルフが身近になり、女子プロゴルファー等のメディア露出も増えるにしたがって、ゴルフのファッション性に注目が集まっています。ゴルフ場ではそれなりのドレスコードはありますが、極端な露出や品位の無い格好以外はほとんど許容されるので、それほど気にしなくてもよいでしょう。

かつては機能性重視で選択肢が少なかったゴルフウェアですが、現在は多くのゴルフアパレルブランドがファッション性を競っているので、たくさんのゴルフウェアや小物から選ぶことができます。

最近のゴルフウェアはタウンウエアとしても通用するので、自分の感性に合わせてブランド、素材、デザイン、色使い、コーディネートなどのお洒落を楽しむことができます。またゴルフ場ではタウンウエアでは使わないようなビビッドな色使いやデザインなどを冒険することもできますから、よりお洒落の幅を広げることができるでしょう。

(1)おしゃれなゴルフアパレルブランドを一挙紹介！

ここではゴルフ場や街中で見かける最新のお洒落なアパレルブランドをご紹介します。一目でそれとわかるブランドから、さりげなくアピールするブランドまで様々です。自分のライフスタイルやイメージに合わせてお気に入りのブランドを探してみましょう！ウェアだけでなく、バッグや小物もブランドで統一するとお洒落度はグーンとアップしますよ♪

オシャレなアパレルブランド例

(2)ゴルフウェアを選ぶポイントは？

ゴルフウェアはデザインや色使い以外に、機能・性能面で進化しており、いわゆるタウンウエアとは一線を画しています。ストレッチ性は当然で、通気性や保温性、吸水速乾などの機能面はもちろん、スイングを考慮した腕や足の動かしやすさなどの縫製技術も重要なポイントです。生地素材も多様で、ナチュラル系からハイテク系まで季節感にあわせて選ぶことが出来ます。サイズはジャストサイズが基本ですが、あえてルーズフィットとしてお洒落感を醸し出すパターンもアリです。

普段の生活感から一歩離れて、リゾート感やスポーティ感を大胆にアレンジしてファッションを楽しめるのもゴルフウェアの魅力の一つです。幅広い選択肢の中からお気に入りのブランドに拘るのがポイントです。唯一気を付けたいのは、著名ブランドの売れ筋商品ですと、ゴルフ場で他人と被ってしまうリスクがあることです。万一の場合は小物やコーディネートを工夫して自分独自のアレンジをアピールすることでその場を乗り切りましょう。

3.ゴルフ＝楽しい｜爽快感や喜び満載

ゴルフをプレイすることで様々な楽しさや面白さを味わうことができます。まずは大地と空と木々と芝の緑の中でプレイすること自体が非日常の喜びです。ナイスショットで飛んでいくボールを見たり、ショットの手応えを感じるのも日常では味わうことのない爽快な体験でしょう。

自己ベストのスコアが出た時の達成感や嬉しさはもちろんですが、1日のプレイの中でも、

• ドライバーショットがすごく飛んだ時
• アプローチショットが上手くピンに寄った時
• 長いパットがカップインした時
• バンカーからサクッと脱出できた時

など、それぞれの局面で相応の達成感や喜びを感じられることが多くあります。そのような時は同伴プレイヤーも一緒に喜んでくれたり賞賛したりしてくれますから、幸福感は倍増します。孤独なスポーツではなく、同伴の仲間と共にドラマティックな体験をできるのがゴルフ特有の楽しさの一つなのです。

4.ゴルフ＝使える｜コミュニケーションの場

ゴルフにはスポーツの楽しさや爽快感とは別に、コミュニケーションの場として活用できるという、大きなポイントがあります。ランチを含めて6時間ほどをゴルフ場で一緒に過ごすのですから、自然とコミュニケーションは活発になり、お互いの人間性も知ることができます。しかも、ラウンドの中で悲喜こもごもの様々な体験を共有するので、通常以上のディープなコミュニケーションが発生しているはずです。これが親密感や連帯感につながり「絆を深める」結果が期待できます。

かつてゴルフが接待に活用されたのも、金銭的な意味だけでなく、コミュニケーション効果も高かったからなのです。したがって現在でも、人脈を作ったり、セールスミーティングをしたり、という接待的利用の要素があることは間違いありません。上司とゴルフに行ったらその後のコミュニケーションがスムースになったとか、社内コンペで他部署との連携が強化できたとか、久しぶりの友人とゴルフをして近況を知りビジネスチャンスが生まれた、などゴルフを通じてのコミュニケーションが活用された事例は多くあります。

5.ゴルフ＝手軽に始められる｜体験レッスンも

ゴルフを始めよう！と思ったときに何から準備したらいいのか迷うかもしれません。コースデビューまでの主な出費は、道具などの物理的準備と練習場などの技術的準備となります。物理的準備については、いきなりクラブセットを買い揃えるのは出費がかさむので、レンタルクラブ利用やゴルフ先輩から借りる(格安で譲ってもらう？)ことで出費を抑えましょう。上手くいけばお古のキャディバッグ等をゲットできるかも？クラブ等を購入する際も新品にこだわらず中古ギアを購入するとかなり安くなります。

ちなみにゴルフギアの場合は旧年式でも名器があるので、先輩などのアドバイスを受けることをお勧めします。まずは消耗品である「グローブ」と「シューズ」は新品を購入しましょう。ウェアなどは、先ずはタウンウエアを使いまわす事でも構わないでしょう。
技術的準備は、練習場に通う出費が殆どですが、結果的に出費総額を抑える為には、割安でクラブも借りられる「体験レッスン」で基礎を学ぶのがおすすめです。その後の練習場の費用は上達が早いほど安上がりなので、とにかく基本をしっかり身につけることが重要なのです。

コースに行く際は、電車賃や宅配代金が必要ですが、何人か乗り合いでバッグを積んで車で行くのが最も安上がりになるでしょうから、事前に打ち合わせするようにしましょう。プレイ代はゴルフ場によってまちまちですが、同じゴルフ場でも早朝プレイ(アーリーバード)を利用すると格安になる場合があるので、よく調べてお得にプレイしましょう。

コースデビューを目指すなら、「初心者のコースデビューはいつがベスト？ゴルフをはじめてどのくらいが目安？」が参考になります。