Step01.ゴルフの基礎知識
Step02.ゴルフを体験しよう
Step03.上達への道
3-1
アドレスやスイングのイロハを紹介!ゴルフの「動き」にまつわる基本を学ぼう!
3-2
ゴルフを独習するなら?上達のための練習場&動画活用方法
Step04.ラウンドしよう!
インドア練習場やスタジオでレッスンを受けたり、ネット動画を参考に練習場で独習して、ある程度の基礎スキルが身についたら、効果的に上達するための次のステップとして、プロが手取り足取りの教えてくれるラウンドレッスンを受けてみましょう。本物のゴルフ場で実際のプレーを通じて多くの知識とアドバイスを受けられるラウンドレッスンはメリットが一杯です。
この記事ではラウンドレッスンについての解説を通じて、効果的な上達のお手伝いをしていきます。
ラウンドレッスンは、レッスンプロ等と一緒に実際のコースをプレーし、指導やアドバイスをもらいながら1日ラウンドするものです。プレー中だけでなく、ラウンド前の準備からラウンド後の反省会や課題の確認まで、多くの知識と経験を積むことが出来るので、ゴルフ上達のステップとして大変有意義な方法です。
ラウンドレッスンはレッスンスタジオやアウトドア練習場のプログラムの一つとして募集されることが一般的です。指導してくれるのはレッスンプロが主体ですが、現役女子プロとラウンドするパターンもあります。似たようなレッスンで「コースレッスン」というものもありますが、こちらはラウンドではなく、実際のコースを使って、プロの指導の下、アプローチやバンカーショット、パッティングなどのスキルを集中して練習していくものです。どちらも実際のゴルフ場でショットをするので大きな違いは無いですが、全般的なレッスンか状況に特化したレッスンかの違いです。
インドアのレッスンと同じく、指導するプロやインストラクターとの相性やコミュニケーションは重要です。1日を一緒に過ごすことになるので、臆せず恥ずかしがらず、積極的にコミュニケーションをとることが楽しく有意義にレッスンを受けるポイントです。
実際のコースでレッスンを受けられるので、実戦的な知識と技術の指導・アドバイスを受けられるのがラウンドレッスンの最大のメリットです。ホールごとにコース攻略の考え方やハザードの避け方などの戦略を教えてもらうことが出来るのはラウンドレッスンならではです。風の読み方やグリーンでの芝目や傾斜の読み方、クラブ選択の考え方などの他、基本的なマナーやエチケットまで、ラウンド中に得られる知識は無限大と言えます。
更に生徒が少人数なので指導・アドバイスを受けられる機会が多く、その場でフィードバックを受けられるのも大きなメリットです。たとえば斜面からのショットでは、打ち方等の注意点を指導してくれますし、失敗しても原因や対策をその場でアドバイスしてもらえます。インストラクターは生徒のレベルに応じた指導・アドバイスをしてくれるので、意味が分からず戸惑うこともないのは嬉しいですね。
生徒各人の取り組むべき課題や改善ポイントなどが明確になるので、その後の練習に集中できるようになり、モチベーションの向上にもつながるでしょう。ラウンド前の準備から始まってラウンド終了まで充実したレッスンを受けられる密度の濃い1日は、上達への貴重なステップとなるでしょう。
実際にラウンドレッスンを受けるにあたって戸惑うことがないよう、一般的な1日の流れを解説します。恥ずかしいとかコミュニケーションが苦手などの理由で敬遠せず、効果的な上達のために思い切ってレッスンをうけてみましょう!
レッスンスタジオやアウトドア練習場のプログラムを確認し、スケジュール調整してラウンドレッスンを申し込みます。1人参加ですと、知らない方数名と一緒のレッスンとなるので緊張感はあるかもしれませんが、ゴルフ上達を目指す同士ですから、良き友人、良きライバルとなる可能性があります。またスキル差があるのは当たり前で、レッスンは各人それぞれのレベルに応じて行われますから、見栄を張る必要もなく、気が合えば仲良くなれる可能性は大きいので安心して参加してください。
ラウンド準備として、ストレッチなどの指導をしてもらったり、ゴルフ場の練習場でショットを見てもらい、スイングのアドバイスをもらうこともあるでしょう。練習場が充実していて時間の余裕があれば、アプローチやバンカーショットについてもアドバイスがもらえるかもしれません。
貴重な時間ですから、とにかく積極的にインストラクターを使い倒しましょう!送迎付きのレッスンプランですと、当日の生徒(場合によってはプロも同席)たちが同じバスに乗り合わせるので、ゴルフ場到着までに顔合わせが出来、緊張をほぐすことが出来るメリットがあります。ゴルフ場で初対面するよりも、随分気が楽になるのでレッスンも楽しくなるでしょう。
いよいよコースでのプレー開始です。インストラクターを独占する訳にはいきませんが、貪欲に多くの指導・アドバイスを受けられるように心がけましょう。黙っていてもプロは、コース毎の攻略ポイントや考えるべき事(やってはいけない事)及びマナーやエチケットも教えてくれます。トラブルやハザードの際は、対処法だけでなく、ルールや救済処置なども教えてくれますよ。グリーン上ではラインの読み方(傾斜や芝目の影響)などを教わりましょう。
各ホール終了時には、ミスの原因や対策、コースマネジメントが適切であったかどうかの反省をします。次のホールに向けての課題の確認を含め、コースマネジメントの再確認などをしてティーショットをしましょう。
ラウンド終了時には、各人のプレーを振り返って、総括的な評価と課題の確認が行われます。最後の機会なので、スイングの疑問点などあれば積極的に質問しましょう。レッスンの最後にプロに少しでも良いところを褒められるとすごく嬉しいですし、ゴルフに対するモチベーションもだだ上がりしますね。
ラウンドレッスン後には、当日の指導・アドバイスに基づいて、自分の課題を明確にして練習に取り組みましょう。ラウンドレッスンの記憶が消えないように、スキル向上を目指す努力を継続するようにしてください。今までと違うのは、プロのプレー(スイング、ショット、球筋、様々なテクニック)を間近に見た体験と様々な指導・アドバイスをもらった自信を持っていることです。
課題が明確で、目指す姿が具体的に見えていれば、練習はずっと楽しくなり、上達への効果的なアプローチになっていくでしょう。「課題の設定→課題対処練習→スキル向上確認→課題の設定」の成長サイクルを回していくことで、上達の道筋を歩んでいきましょう!
ラウンドレッスンはゴルフの知識とスキル向上に良いことづくめですが、決してお安いレッスンでは無いので、貴重な1日を有効に活用して、上達の近道となるようにいくつかのヒントを授けます。自分なりにしっかり意識して充実したレッスンになるよう心がけてください。
ラウンドレッスンをより効果的にするために、参加するに際しては自分の目標を設定して臨みましょう。今日のレッスンで特に何を身に付けたいのか?テーマが明確だと、ラウンド中の質問も一貫性があるので中身の濃い指導・アドバイスが受けられます。あれもこれもと欲張ると、ピントがぼけてしまい結果的に中途半端になってしまいかねないので注意しましょう。
以下は目標設定の例として参考にしてください。
インストラクター1名に対し、生徒は複数名ですから、つきっきりで指導を受けられるわけではありません。生徒全体に対する説明は一通りされますが、自分の設定した目標に対する指導・アドバイスを求めたり、生じた疑問を解決するためには、遠慮なく質問するように積極的な姿勢が必要です。プロの指摘やアドバイスに対して積極的にトライしてフィードバックを受ける事もスキル向上に効果的です。
レッスン代の元を取る意味も含めて、貴重な1日が充実するよう積極的にコミュニケーションをするよう心がけましょう!ただし、インストラクターを独り占めしようとするのはマナー違反ですから、周囲への配慮は忘れないようにしてください。
ラウンドレッスンの1日の中で、インストラクターからのフィードバックは貴重なものです。自分のプレーをプロの目で見てもらった結果として注意点や改善点を指摘してもらう事は、独習では絶対にできない的確なものですから、今後のための課題の明確化になりますし、練習やラウンドをしていく上でのモチベーションの向上にもつながります。プロに少しでも褒められたら舞い上がってしまいますよね。そういう点では、フィードバックは上達への近道となる、正にあなたの宝物なのです!
最後に、ラウンドレッスンを受けた諸先輩方のラウンドレッスン体験談をご紹介します。
ゴルフを始めて少し上達してくると、もっとスキルアップしたい!と向上心が芽生えてくるものです。ただ、独学でゴルフを勉強していると成長に伸び悩むこともあるでしょう。ラウンドレッスンではプロとコースを回りながら、的確なフィードバックもらうことで現状の課題が明確になります。さらに、この先どうやってスキルアップしていけばよいのか知ることができるので、成長スピードが一気に早まりますよ。そのためにも「ラウンドレッスン」を活用して、次のレベルを目指しましょう!
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Step01.ゴルフの基礎知識
Step02.ゴルフを体験しよう
Step03.上達への道
3-1
アドレスやスイングのイロハを紹介!ゴルフの「動き」にまつわる基本を学ぼう!
3-2
ゴルフを独習するなら?上達のための練習場&動画活用方法
Step04.ラウンドしよう!