Step01.ゴルフの基礎知識
Step02.ゴルフを体験しよう
Step03.上達への道
3-1
アドレスやスイングのイロハを紹介!ゴルフの「動き」にまつわる基本を学ぼう!
3-2
ゴルフを独習するなら?上達のための練習場&動画活用方法
Step04.ラウンドしよう!
ラウンドに慣れていない初心者は必要なアイテムも忘れがち。間違いなく準備が出来るように解説すると同時に、ラウンドに役立つアイテム「あると便利なグッズ」を紹介します。全てそろえる必要はないですが、不安なラウンドを少しでも便利に快適に乗り切るためには、さまざまな工夫や準備が必要です。十分研究して対応力を磨いてください。
ゴルフのラウンドには、キャディバッグとゴルフクラブが絶対に必要ですが、ゴルフクラブ以外にも必要なアイテムがたくさんあります。整理しながら確認していきましょう。
ゴルフウェアにはファッション以外にも独特の機能(通気性やストレッチ性など)や縫製があり、専用ウェアを準備する事をおすすめします。もちろん街着の流用も可能ですが、ゴルフを始める以上はテンションを上げる意味でもお気に入りのウェアを持つのは大事です。更に何度もコースに行くことを考えると1種類のウェアでは足りません。お気に入りのブランドに統一すると着回しの範囲が広がって使い勝手は良くなりますよ!
キャップやバイザーはファッションだけでなく、日焼け対策や万一の場合の頭部保護の意味合いもあるので、理解して被るようにしましょう。クラブやウェアのブランドに合わせて統一感を出すのがおすすめです。
シューズはプレイの土台となるギアなので、ファッションだけでなく機能にも重点をおいて選びましょう。価格以外の重視すべき要素は、重量、グリップ力、フィット感、色柄などのファッション性といったところです。数年は使用しますし、練習を含め使用頻度が高いので、予算を十分吟味して気に入ったものを選ぶようにしましょう!
ゴルフウェアにこだわりたい人は「おじさん接待のイメージはもう古い!ゴルフはスポーツとして面白い&おしゃれなウェアも浸透して「カッコイイ」ものに進化!」の記事がおすすめです!
グローブは必需品なので、早めにマイグローブを調達すべきです。感触が良いのは皮革製ですが、初心者には経済性の高い人工皮革製や水洗いできるストレッチ性生地を使ったものがおすすめです。使用状況によっては1年程度で買い替えが必要になるので、お気に入りに巡り合えるまでは色々試すのが良いでしょう。寒い時期や女子などは右手グローブとのセット購入も検討しましょう。
ボールは初心者にとってまさに消耗品です。見つからずにロストボールになったり、OBゾーンへ打ち込んだり、池ポチャしたり、無くなる状況は山ほどあります。なので、リーズナブルなボールを選択して1ダース(12個)以上は準備しましょう。
ロストボールは確かに安いのですが、実は品質にばらつきがあります。今後の進歩の為にはニューボールを使って打感などの経験値を高めていくのは有意義だと思います。有名ブランドの中でも、商品ブランドが色々あるので、よく探せばかなりリーズナブルなボールもあります。たくさん試して、色や性能(各社は飛距離性能やスピン性能をうたっています)で気に入ったボールを探し当てましょう!
その他のアイテムの最終チェックをしましょう。ゴルフ場マスター室の前に「スコアカード」、「ペンシル」、「マーカー(使い捨て)」が用意されているので、必要な分を確保してください。
ゴルフ場によっては、グリーン上のへこみを修復する道具である「グリーンフォーク」やボールを乗せて固定する「ティー」を用意している所もあります。コースによってはショートホールだけティグランドにティーが用意されている所もあります。とはいえ、ボールマーカーとティーはあらかじめ用意しておきましょう。キャップやバイザーに取り付けるマグネットタイプのマーカーは取り外しがしやすく、お洒落なものが多くあるので、気に入ったものを買っておきましょう。
ティーは「ロング(ドライバー用)」と「ショート(アイアン用)」の2種類を数本用意します(ラウンド中に忘れたり無くなることは多いです)。木製の使い捨てタイプからプラスチック製の機能性をうたったものまで色々売っているので、使いやすそうなものを選びましょう。グリーンフォークはグリーン上のボールマーク(ボール着地時に出来た窪み)を修復するための用具で、余裕のない初心者は使う機会が少ないものかもしれませんが、自分のボールマークを修復するのは大切なマナーなので常備するようにしてください。
ゴルフルールで定められている最大クラブ本数は14本ですが、初心者は14本にこだわる必要は全くありません。むしろ常に何本か持って走りまわる状況も予想されるので、迷わないように自信の持てる数本に絞った方がかえってプレイしやすいでしょう。
用途によって大別すると、ティーショットに使うドライバー(まず飛距離が欲しい)、フェアウェイウッドまたはユーティリティ(ティーショット以外で飛距離が欲しい)、アイアン数本(コントロールされた距離を打ちたい)、ウェッジ(近距離のアプローチに使う)、サンドウェッジ(バンカーから出す)、パター(グリーン上でのパッティング)となります。つまり最低7本程度(既定の14本の半分、ハーフセット)でも十分といえます。
上達に応じて、求めるコントロール距離がより長くなり、精度の要求も加わるので順次必要とする本数が増えていくでしょう。当面はクラブ8~10本とバッグがセットになった初心者セットの購入がリーズナブルでおすすめです。これから買い足していくことと、ウェアなどとの統一性まで勘案すると、気に入ったブランドにこだわるのも良いかもしれません。事前の購入をためらうならゴルフ場で一式レンタルするという裏技もあるので、その場合には事前に問い合わせて予約しておきましょう。
通常のゴルフクラブの他にも、初心者が頼れる「お助けクラブ」というものがあります。ウッドとアイアンの中間にある「ユーティリティ」も、元々お助けクラブの一種でしたが、すっかり受け入れられて今や標準的なクラブとして扱われています。ウッドより短くてボールに当てやすいうえに、アイアンより重心を深く低くできるのでボールが上げやすいという、易しく高いボールで距離を出せるという性能が評価されたものです。
グリーン周りのアプローチに特化した「チッパー」というクラブは、パターに近い形状でアイアンのロフトが付いているので、ミスをせずにアプローチをしやすくなっています。距離感を出すためにはやはり練習が必要ですが、ウェッジに比べるとミスを大幅に減らすことができるでしょう。他にもバンカーでの打ちやすさにこだわった特殊な形状のサンドウェッジがあります。こちらも通常のサンドウェッジで失敗が多くて悩んでいる初心者には「お助け」になるかもしれません。お助けクラブでアプローチやバンカーショットに自信が持てるなら、使ってみる価値は十分あるでしょう。
ラウンドに必要な持ち物を改めてチェックしましょう。忘れ物をしないよう準備することは、楽しいラウンドにつながる必須の作業です。またゴルフ場では同じようなバッグなどのやり取りが錯綜するので、名札をつけたり目印をつけたりして間違いを防止する工夫も必要ですね。また稀に盗難も発生しますから、ゴルフ場まかせにせず自分でも気を配るようにしましょう。
使用するクラブが全て入っているかどうか確認しましょう。練習に使ったまま収納していないこともあります。ゴルフ場ではクラブのレンタルは可能ですが、使い慣れたパターを忘れでもしたら大変です。キャディバッグのポケットには、グローブ、ボールを入れておきます。ティー、マーカー、グリーンフォークなどの小物類もまとめて缶や袋に入れてポケットにしまっておきましょう。
気候の変動に備えて、レインウェア一式などをサイドポケットに入れておきましょう。忘れていけないのは「ネームタグ」です。ゴルフ場ではバッグのネームタグを頼りにスタートの準備をしますので、ネームタグが無いと名無しのバッグとして放置されてしまいます。手書きでも良いのでバッグの所有者が判るようにしておいてくださいね。
中身は、シューズ、キャップ、タオル、着替えと下着等です。季節によっては水筒を入れることもありますね。あると便利なアイテム一式を入れたラウンドバッグやトートバッグ、ポーチ等を入れることもあります。ボストンバッグも同じブランドで被る可能性もあるので、ネームタグや目印を付けておくと安心です。
サブバッグはゴルフ場では手荷物扱いなので、キャディバッグと一緒には管理されません。帰るときにうっかり忘れがちなので特に気を付けましょう。ラウンドバッグ(トートバッグ)にはラウンドに必要な小物類を収納しますが、かさばらなければボストンバッグに収めておいた方が持ち忘れを防げるのでおすすめです。
「距離測定器」はラウンドする際の強力な味方です。大別すると、レーザー測定型(光学タイプ)とGPS測定型(腕時計型など画面表示タイプ)が一般的です。レーザー式は望遠鏡としても使える他、ピン以外の目的物も選んで測定できるので便利です。弱点は雨が降っていると正確な測定が出来なくなってしまうことです。GPS式は都度操作しなくても常に距離表示がされていることが何より便利です。レイアウト表示機能があったり、当日のピンポジをアプリで反映させることが出来るなど便利な機能もあります。弱点は電波状況等により稀に誤測定が発生することです。また音声通知機能では逆に集中力をそいでしまうデメリットもあります。
「サブバッグ」はパターの他にクラブ数本をまとめて持ち歩ける上、ポケットもついているので、予備ボールやタオルなども携帯出来ます。初心者にとって有益なのは、いちいちカートにクラブを取りに行く手間を省けること、ショットやグリーン周りでクラブ忘れをしにくくなる事です。注意するのはグリーン内に置かないこと、カートかごに引っ掛けないことなど、要はゴルフ場のメンテナンスに迷惑をかけないことです。便利なアイテムですが、一部のゴルフ場ではサブバッグの使用を禁止している所もあるので持ち込む場合の事前確認は必須です。
初心者向けにおすすめな「スコアカウンター」は打数を数える際に忘れないよう記録するものです。手動ですから自分で積算する手間があり、カウントを忘れないようにする必要があります。1ホール毎のリセットも忘れがちですね。最大の難点はペナルティの加算時で、それなりにルールの理解があるのが前提となります。カウントに必要以上に集中するとショットへの集中力がそがれるので注意しましょう。
「ボールポーチ」は予備球の携帯に便利なアイテムです。男子はポケットに放り込める予備球もゴルフ女子はお洒落に腰回りに装着出来て、出し入れも便利です。コンパクトな「保冷・保温水筒」は売店や昼休みに氷や飲料の補充が出来るのでペットボトルを持参するより便利ですよ。
夏の暑い時期のラウンドは、気温と湿度が高く、標高の高い高原ゴルフ以外では、暑さ対策がマストです。対策が不十分だと不快なだけでなく「熱中症」のリスクもありますから厄介です。自分の健康を守るためにも十分な暑さ対策をしましょう。
この時期には水分補給が必須ですから、「保冷水筒」は必ず持参してください。飲料はスポーツドリンクが理想ですが、ランチタイムに食堂の水を補充しても良いでしょう。とにかく飲料を切らさないようにしておくことが大事です。さらに「熱中症対策タブレット・飴」などで、不足しがちな塩分やミネラルの補給をできるようにしましょう。「氷嚢(アイスバッグ)」があると、身体の深体温を下げられるので熱中症予防に効果的です。
「うちわ」や「ハンディファン」も一時的に涼めるので持参するとよいでしょう。日焼け対策も考えて、晴雨兼用のパラソル(日傘)やツバの大きなキャップやバイザー、バケットハットを使うのがおすすめです。
ちなみに冬の寒い時期には、温かい飲料を入れた「保温水筒」や使い捨てカイロをセットできる「防寒ミトン」や「イヤーマフラー」「ネックウォーマー」があると嬉しいアイテムです。
女性ゴルファーの場合は、知っておきたいお役立ちアイテムも多々あります。
ラウンド時に持ち歩きたいのは日焼けや乾燥対策グッズである「ハンドクリーム」、「リップクリーム」、「日焼け止め(スプレータイプがおすすめ)」と「ハンドタオル」です。更に女子特有のグッズとして、「髪ゴムやシュシュ」、「手鏡」、「メイク道具」も忘れないようにしましょう。浴室に常備されていることが多いですが、お気に入りがあれば「メイク落とし」や「シャンプー類」も持参すると良いかもしれません。
日焼け対策としては他に、「サングラス」や「大きめのバイザー」、「アームスリーブ」、「フェイスマスク」「冷感クールタオル」などがあります。なんやかやでそれなりの嵩になるので、「ラウンドバッグ(ミニトートバッグ)」の準備もマストですね。
いかがでしたか?当日ゴルフ場に着いてから忘れ物に気が付くこともありますが、あわてて現地で購入したりレンタルすることで余計な出費がかさみますし、なにより焦ってしまうのでプレイへの影響は計り知れません。落ち着いてスタート出来るよう必要なアイテムをしっかり準備することは、楽しいラウンドに欠かせない作業です。あると便利なアイテムを準備してラウンドすることで、より快適に、より余裕をもってプレイする事が出来るので、楽しく充実した1日を過ごす事ができますよ!
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Step01.ゴルフの基礎知識
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Step03.上達への道
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アドレスやスイングのイロハを紹介!ゴルフの「動き」にまつわる基本を学ぼう!
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ゴルフを独習するなら?上達のための練習場&動画活用方法
Step04.ラウンドしよう!