毎年のようにプロゴルファーを生み出す「ゴルフのまち」
茨城県は関東の中でも比較的フラットで広々としたゴルフ場が多いエリアです。中央部から南西部にかけて、関東平野の一部である常総平野が広がっており、この地形はゴルフ場にも生かされています。日本を代表するゴルフ場設計家である井上誠一氏は、この茨城県の魅力的な土地を生かして、大洗ゴルフ倶楽部、大利根カントリークラブ、龍ヶ崎カントリー倶楽部などの、日本を代表する名コースを生み出しました。また、毎年日本ゴルフツアー選手権を開催している宍戸ヒルズカントリークラブや、様々なトーナメントの開催実績のある石岡ゴルフ倶楽部や美浦ゴルフ倶楽部など、腕自慢はぜひ試してみたいコースが目白押し。プレーフィーが割安で若い人でも行きやすいコースが多いのも茨城県の特徴。アジア取手カントリー倶楽部は20代限定でレンタルクラブの無料貸し出しや、近年流行の電動二輪車「セグウェイ」でのラウンドが可能です。また、茨城県はジュニア育成にも積極的で、片山晋呉、宮本勝昌、横田真一などの名プレーヤーを生み出した水城高校は水戸市にあります。笠間市は2018年に米ツアーで2勝をあげた畑岡奈紗選手を輩出するなど「ゴルフのまち」を目指しており、星野陸也など近年毎年のようにプロゴルファーを生み出しています。