これからの季節、ゴルフ場で恐いのは暑さだけではありません!汗をかいた体に反応して寄ってくる沢山の虫たち...。
気をつけなくてはあとで大変なことになります。(経験したことのあるゴルファーも少なくないはず……。)
今回は万が一、虫に刺されてしまった時の対処法や、刺されないための予防策を伝授いたします!
虫に刺された時の対処法
夏のラウンドで気になるのが、蚊や蜂、ブユ(ブヨ・ブト)などに刺された時の対処法。
迅速に対処すれば、治りも早くなりますので、覚えておきましょう!
すぐに毒を抜き取る
刺された直後、ピンセットやテープなどで毒針を抜きましょう。最近は「ポイズンリムーバー」という皮膚に入った毒を吸い出せるグッズもありますので、準備しておくのもおすすめです。
すぐに洗い流す
虫に刺されたら、とにかく身体から毒を抜くことが大切です。毒液は水に溶けやすいため、患部をよく洗い流し、清潔にしましょう。
患部を冷やす
毒を体内から出した後は、患部を冷やすのがおススメです。
アイシングの冷感によって、かゆみを軽減させることができます。
- ポイント!すでに炎症が起きている時は
絶対に温めてはダメ! - 痒くなる前に毒を絞り出せたら、お湯やお湯で濡らした手ぬぐいなどで傷口を43℃以上で約30分間温め続けると良いそう。これで体内に残った毒を中和でき、その後のかゆみや腫れを軽くできます。
ただし、温めるのは、虫に刺されてすぐに気がついた時限定。
毒で患部が炎症している状態では、温熱治療は時すでに遅しです。炎症を温めるのは、火に油を注ぐようなものなので、すでに炎症が起きている時は絶対に温めてはいけません。 温熱治療は、強い痒みの症状が出る前の手当てなので注意してくださいね。
虫に刺されないための予防策
ゴルファーにとっては、虫に刺されない努力も大切です。
今回は予防策をお教えします。
肌の露出を控える
肌の露出が多ければ、それだけ刺される可能性が高くなりますので、肌の露出は控えめに。
暑いとショートパンツで過ごした方が気持ちがよかったりしますが、虫に刺されないためには隠すのが一番です。
ウエアの色合いに気をつける
虫は明るい色や電気の周りに集まっているイメージがありますが、実は暗い色を好みます。
一般的に黒色を一番好むので色の薄いウエアを着ていると虫が寄りにくいと考えられています。
アルコール摂取を控える
虫は体温が高い人を狙う傾向にあります。そのため、昼休憩などでアルコールを飲んだ人は体温が上がるので要注意です。
アルコールの匂いでも寄ってきますので、香水などにも注意が必要です。
自然に囲まれたゴルフ場。
楽しいラウンドにするために、虫対策を万全にして挑みましょう!
おすすめ虫除けグッズ
虫刺されが気になる方におすすめの虫除けグッズをご紹介。
ラウンド時に身につけて、効果的な虫対策をしましょう。
虫除けスプレー
一口に虫除けスプレーと言っても、成分によって様々な種類があります。
自分の肌タイプや使用シーンによって使い分けるのがおすすめです。
アロマオイル
虫は柑橘系の香りが嫌いです。レモンなどの香りの入った携帯できるアロマを利用すると良いでしょう。
最近はアロマオイルが配合されたオーガニック虫除けスプレーもあります。
効果が持続する「ディート30%」の虫除けスプレー
虫除けスプレーの中に含まれる成分に「ディート」という表記があるのをご存知でしょうか?この「ディート」の濃度が高いほど、持続時間が長くなるのです。現在の最高濃度は「30%」で、1度吹き付ければ、8時間程度持続します。
ただし、汗などで流れてしまうことがあるので、適度に塗り直すことも大切です。
虫除けリング
虫除けリングには、虫が嫌いな香りが染み込んでいます。手軽に持ち運べるのでアウトドア派のゴルファーには便利グッズです。100円均一でも販売をしているので手軽に虫除け対策ができます。
虫除けアームカバー
ゴルフ用のアームカバーの中には、UVカットだけでなく、虫除けの機能を持ったものも販売されています。
一石二鳥のアイテムを入手してみては?
虫除けシール
主に子供用に販売されているものが多いですが、虫除けシールで手軽な虫除けも可能です。
帽子や服に貼るだけで塗り直す必要もないので、ゴルフだけでなく、日常生活でも使いやすいアイテムです。
携帯 虫除け
アウトドア用に販売されているもので、携帯できる虫除けもあります。ズボンやキャップに付けておくだけで、虫の心配がいらなくなるかもしれません!
ゴルフ場で気を付けたい虫
自然に囲まれたゴルフ場だからこそ、様々な虫が生息しています。
ここでは、ゴルフ場で気を付けたい虫をご紹介します。
蚊
蚊の被害で最も恐ろしいのは蚊に刺されることにより、感染症にかかってしまうことです。甘く見ないでしっかり対策をしましょう!
アブ
刺された瞬間はっきりと分かる鋭い痛みが走ります。 一般にかゆくなり、体質によっては水ぶくれや化膿が起こります。
ブユ
ブヨ、ブトとも呼ばれます。吸血直後はそれ程かゆみを感じなくても、翌日以降に患部が通常の2~3倍ほどに赤く膨れ上がり激しいかゆみや疼痛、発熱の症状が1~2週間程現れます。※体質によります
蜂
巣と遭遇した場合は「巣に近づかず」「見張りのハチを刺激せず」姿勢を低くして巣から速やかに離れることが大切です。もし威嚇や攻撃を受けた時も手で追い払ったり大声で騒いだりせず、姿勢を低くし静かにその場から離れましょう。
毛虫
全ての毛に毒があるわけではありませんが、気がつかないうちに刺されることがあります。ボールが草の中や、気の中に入ってしまった時は用心して近づきましょう。
様々な虫がいるゴルフ場ですが、
少し意識して準備をすることで、ラウンドを快適に楽しみましょう!