山口県はメジャー大会を開催した戦略性に優れたコース多数
山口県は本州の西端に位置し、温暖な気候であることからメジャー大会も開催したゴルフ場が多数あります。下関ゴルフ倶楽部は、上田治氏設計で、自然の松林を巧みに生かした美しいリンクスコース。松林は潮風とともに景観の風情をかきたて、巧みにレイアウトされた各ホールは、挑戦意欲をかきたてます。1991年、2002年に日本オープンを開催した名門コースとしても知られています。宇部72カントリークラブの万年池西コースは、万年池を囲む3つのコースの中では最も新しく、1972年に開場した丘陵コースです。池やバンカーのレイアウトが戦略的で、フェアウェイをゆったりデザインした設計となっています。1995年に日本女子オープンを開催し、男子トーナメントの舞台ともなりました。
山口県は交通インフラが充実。ゴルフ場へのアクセスが良好
山口県には山口宇部空港と岩国錦帯橋空港の2空港があり、東京とも1時間30分で結ばれています。鉄道は、山陽新幹線の駅が新山口、新下関など5駅あり、山陽本線、山陰本線、山口線、宇部線などを利用し県内各地へのアクセスが便利。道路は中国自動車道、山陽自動車道の2つの高速道路が山口県内を東西に走り、各ICからは一般国道・県道が県内の主要都市、JR駅、港湾・空港を結び、各ゴルフ場へのアクセスも良好です。
山口県には挑戦意欲を刺激するゴルフ場が多くある
山口県には挑戦意欲を刺激するゴルフ場が多くあります。新山口カンツリー倶楽部は、中国地方では唯一の井上誠一氏の設計で、1952年に開場した山口県で最も歴史あるゴルフ場です。自然の地形を生かした重機に頼らない手作りのコースで、距離は5475ヤードと短めですが、ピンポイントを狙ってのショットが要求され、利用者からも難しいとの声が多く、プレーヤーの挑戦意欲をかき立てます。下関ゴールデンゴルフクラブはジャック・ニクラウス氏が自ら設計したコース。すべてのコースに大きなアンジュレーションを秘めた、巨大なベントのワングリーン、うねるフェアウェイ、群をなす大小のバンカーや池、独特のウェストランドなどが巧みに配され、すべてがその戦略性を高めています。