長崎県には日本で2番目に古い雲仙ゴルフ場がある
長崎県には日本で2番目に古い雲仙ゴルフ場があります。これは長崎県が年間平均気温17.2℃のゴルフに適した温暖な気候であることに加え、このエリアが全国有数の保養地観光地であったからです。雲仙ゴルフ場は日本で最も古いパブリックコースとして1913年開場。開設当時は重機もなく手作りのため、フェアウェイは細やかなアンジュレーションがあり、自然と一体化した歴史を感じさせます。パサージュ琴海アイランドゴルフクラブは、大村湾に面し、四季を通して多彩な表情を見せる全国屈指のシーサイドコース。3つの海越えホールを含む、全長7107ヤードで、2010年日本プロゴルフ選手権など、プロトーナメントの開催実績もあります。長崎国際ゴルフ倶楽部は、美しい木々でセパレートされた7090ヤードのタフなコース。上田治氏が設計した九州屈指のチャンピオンコースで、回るたび、味わい深いプレーを楽しめます。
長崎県のゴルフ場へは観光を兼ねた日程がおすすめ
長崎自動車道の整備や西九州自動車道の延伸で長崎県のゴルフ場は九州各地からの利便性が向上しましたが、鉄道網も発達しているので観光を兼ねたゴルフを楽しむ場合は、長崎本線や佐世保線を使った泊まりがけの日程を組むのがオススメ。世界遺産に登録された軍艦島やハウステンボスなど長崎ならではの観光地や、ちゃんぽん、皿うどんをはじめとしたグルメの楽しみが見逃せません。そうしたゴルファーのために、宿泊施設を併設するゴルフ場も多くなっています。空路訪れる場合は大村湾に面した長崎空港が玄関口。東京、名古屋、大阪などから直行便が飛ぶ、世界初の海上空港です。
長崎のゴルフ場はコースレイアウト、戦略性が高評価
長崎の各ゴルフ場はコースレイアウト、戦略性が利用者から高評価です。例えば、ハウステンボスカントリークラブはジャック・ニクラウス氏設計で、すべてのホールでティーからグリーンが見渡せる気持ちのよいコースです。ホールごとに距離の変化をもたせ、バランスを良くすることで、すべてのクラブを使用して挑戦できる本格的なチャンピオンコースとして知られます。佐世保カントリー倶楽部石盛岳ゴルフコースは上田治氏の設計。山頂付近に位置する起伏のある戦略的なコースは、長崎県で指折りの難しさといわれます。アップダウンがありながらも開放的なアウトコースでは、佐世保の市街地や港、さらに九十九島を望むことができます。インコースは深い緑に囲まれた林間コースで、アウトとは違った趣を楽しめます。