気候が温暖な宮崎県には著名コースが目白押し
宮崎県は全国的に名を知られる著名なコースがいくつも存在します。日照時間・快晴日数が全国トップクラスの温暖な気候で、カリフォルニアやハワイといったゴルフのメッカと比べても遜色のない快適さと環境を兼ね備えているからです。そんな宮崎県のシンボルともいわれるのが、1974年以来ダンロップフェニックストーナメントの舞台となっているフェニックスカントリークラブ。日本屈指の名門コースで、一ツ葉海岸の黒松林に沿ってレイアウトされた27ホールは、その美しさとは裏腹に攻略の難しいタフなコース。腕に覚えのあるプレーヤーのチャレンジ精神をかき立てる、文字通りのチャンピオンコースです。トップアマの三好徳行氏が設計した宮崎カントリークラブでは、毎年LPGAの最終戦ツアーチャンピオンシップが開催。海辺の天然の松林と、自然のアンジュレーションを巧みに利用した、戦略性に富んだ高麗芝ワングリーンのシーサイドコースです。
宮崎県内のゴルフ場は高速道路沿いでアクセスが便利
宮崎県には26のゴルフ場があり、その多くは日向灘に近いJR日豊本線や東九州自動車道の走るエリアに分布しており、県内のアクセスは便利です。また内陸へは宮崎自動車道が整備され宮崎市内や空港から、数十分あれば到着するコースが多くなっています。宮崎県の空の玄関口は宮崎ブーゲンビリア空港です。東京、名古屋、大阪に加え、福岡からも定期便が就航しており、毎年たくさんのゴルファーが温暖な気候を目当てにこの地を訪れています。マンゴーや宮崎牛など全国に知られる食材も豊富で、泊まって食べてまたゴルフする、という1泊2プレー、2泊3プレーのゴルファーが目立つことも特徴です。
宮崎県は戦略的なコースの宝庫
宮崎県は戦略的なコースの宝庫です。トム・ワトソンゴルフコースはその名の通り、トム・ワトソン氏設計のシーサイドコース。7000ヤードを超える全18ホールの比較的フラットなコースは、黒松林により美しくレイアウトが施され、各ホールは松林によってセパレートされています。池越えやドッグレッグなど戦略的なホールが続き、挑戦しがいがあって飽きることがありません。また、海岸線にあることから、海風をどう読むかがスコアメイクの決め手です。UMKカントリークラブはトーナメント運営などを多く手掛けた大西久光氏が監修した7025ヤードパー72です。バンカー奥に潜む池、2段3段グリーン、ポットバンカー、フェアウェイの傾斜など、一筋縄ではいかない攻略しがいのあるコースです。