福岡県には九州最多のゴルフ場がある
福岡県には九州で一番多い59のゴルフ場があります。県の北半分を周防灘と玄界灘に囲まれ、南は大分県、佐賀県、熊本県に接しています。山地を縫って筑後川、遠賀川などの河川が流れ、川沿いには平野が広がって、ゴルフ場の立地に適した丘陵や平地が多く存在しました。それがこの県にゴルフ場の数が増えた一因です。もちろん福岡市や北九州市など大都市が近隣にあることもゴルフ場開設の追い風となりました。福岡県で一番古いゴルフ場は1934年開場の門司ゴルフ倶楽部です。設計は東の井上誠一と並んで西の上田と並び称される上田治氏。上田氏の特徴である砲台グリーンとアリソンバンカーが配置され、コース内の老松とともに歴史を感じさせます。古賀ゴルフ・クラブは玄界灘に面する魅力あるリンクスコースで、1926年開場し現存はしていない「大保ゴルフ場」がルーツです。1954年に9ホールで開場し、その後1957年に上田治氏設計で18ホールに改修しました。1997年、2008年には日本オープンを開催。2019年にはなんと3度目の開催となりました。
福岡県はバラエティに富んだ人気コースが多い!シーサイドコースも!
福岡県のゴルフ場は人気がありながらもアクセスがよいことが特徴です。小郡カンツリー倶楽部はフラットで 各ホール特色のある27ホールの丘陵コース。東コースは上田治氏設計で、老松・竹林・杉桧林の間を縫い大きな3つの池を持つレイアウトです。九州自動車道の鳥栖ICから約4kmとアクセスは抜群です。志摩シーサイドカンツリークラブは、玄界灘を望む糸島半島の海岸をなぞるように海の景観が広がるシーサイドコースで、福岡天神から27kmの距離です。福岡雷山ゴルフ倶楽部は、福岡天神から20kmの距離。自然の地形を生かした各ホールは、景観も美しくプレーヤーの目を楽しませてくれます。麻生飯塚ゴルフ倶楽部は、ゆるやかな起伏があってフェアウェイは広く長く、戦略性のあるコースで、2013年日本シニアオープンを開催しています。福岡県のゴルフ場はアクセスのよさのみならず、スタッフ接客といった口コミの総合評価も高く、楽しくプレイできます。
福岡県のゴルフ場は高速道路網が充実しアクセスは抜群
福岡県のゴルフ場のアクセスのよさは高速道路網の発達に支えられています。福岡市、北九州市にはそれぞれ都市高速道路があり、これが九州縦貫道や西九州自動車道、東九州自動車道と繋がることによって、県内の主要なゴルフ場へは1時間圏内のアクセスを可能にしています。つまり1時間で行けるゴルフ場を探すと20コースや30コースの選択肢がたちどころにピックアップできるというまさにゴルフ天国といえる環境があります。近畿圏や首都圏から行く場合は、新幹線に加え空路の利用も便利です。福岡県には福岡空港と北九州空港の2つの空港がありますが、とくに福岡空港は福岡中心部と地下鉄で十数分の至近距離にあり、ゴルフ終了後、市内で夕食をすませてから搭乗できるほどの近さです。このエリアには水炊きや玄界灘の魚料理など、他では味わえない酒肴が揃っているので、ゴルフの折にはぜひそうした楽しみも組み込みたいものです。