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ゴルフ旅行のプロに聞く「わたしのイチ推しゴルフ場」

ゴルフ旅行のプロに聞く「わたしのイチ推しゴルフ場」

編集部:今回のゲストは海外のゴルフコースを数多くご覧になっているエスプリ・ゴルフの武井雅子さんです。海外と日本のゴルフコースの違い・魅力を教えてもらえますか?

武井さん(以下武井):ありきたりかもしれませんが、スタイルが違います。日本でも本州・九州・四国では当たり前になっているハーフ休憩で食事を摂るスタイルは、世界的には極めて特殊なゴルフスタイル。北海道と沖縄では18Hスループレーが主体と聞いたことはありませんか?それがグローバルスタンダードです。ゴルフのあとでお風呂に入ることも日本と韓国のゴルフ場の一部くらいという、実は日本のゴルフスタイルは世界から見るととてもユニークなものとして映っています。

諸外国、特に欧米のゴルフは「4時間のスポーツ」と言われています。関東近郊のゴルファーからしたら考えられない環境ですよね。日本のように行き帰り含めて一日がかりのゴルフをしていると疲れもたまりますが、18Hのラウンドで所要時間が4時間だと、一日で2ラウンドも当たり前のような気がしてくるから不思議です。私自身オークランド(ニュージーランド)で21日連続プレーをしたこともありますし、アメリカの友人は二ヶ月で100ラウンド(一日に2ラウンド可能)したという話も聞きました。それくらいカジュアルで、ゴルフをすることを習慣にできるような環境です。

また、海外のコースをラウンドすると、芝が違うことがわかります。その土地の気候に合う芝の種類が日本と違う、ということなのでしょうが、とても粘る芝質でヘッドが抜けないので、私にとっては海外ではスコアを出すのが難しいです(笑)。でもそれもまた海外ゴルフの魅力ですね。

編集部:思い出に残るゴルフ場の味わい方はありますか?

武井:日本だったら、ゴルフ場のある土地、風土、気候を含めて味わってほしいですね。ゴルフ旅行社をやっているので、余計そう思ってしまいます。日本のゴルフは一日がかりですから、それを逆手に取ってたっぷりと味わい尽くしてみましょう。ゴルフ場の近くに宿を取ってラウンド後にはゆっくり温泉に浸かり、美味しい食事を食べて、美味しい地酒をいただく事ができれば、ゴルフ談義にも花が咲いて翌日のゴルフも好調のはず(笑)

海外で言うと、アメリカにはワイナリー併設のゴルフ場がいくつもありますし、東南アジアやヨーロッパは都市の観光とセットにすることが王道の楽しみ方です。

編集部:それでは武井さんの「イチ推し」ゴルフ場を教えてください。

武井:静岡県の「川奈ホテルゴルフコース富士コース」です。ホテルに宿泊することがマストなゴルフ場ですから私の楽しみ方と合っていることも理由の一つではあるのですが、それ以上に、自然を活かしたコースの眺望が最高です。まさに日本を代表するシーサイドコースですね。灯台に向かって打っていく富士コース11番を晴れた日に回ると、もう言葉を失うくらいの感動です。トーナメントも数多く開催されていますが、プレーしなくても(観戦するだけでも)この景観は価値のあるものだと思います。視界に人工的な要素がほとんど無く、シーサイドという立地を存分に活かしたダイナミックなコースで、世界のゴルフコース100選に選ばれている理由を皆さんにも体感してほしいです。

教えてくれた人 武井雅子(たけい・まさこ)さん

株式会社エスプリ・ゴルフ 代表取締役
東京都出身。 米国ボストン大学ビジネス学部卒業後、会計監査法人KPMGピートマーウィック社ロサンゼルス支社監査部門勤務、 1994年米国公認会計士試験合格。1995年に帰国後、財務部長として、ウオルト・ディズニー・アニメーション・ジャパン株式会社へ入社。 同社管理部門の責任者として2005年1月まで勤務。同社勤務中にゴルフに魅せられ、大好きなゴルフと旅行に係る仕事をしたいと独立を決意。2005年3月~2006年8月まで充電と視察を兼ねて世界中のゴルフ場めぐりの旅に出る。2006年8月帰国。2006年11月総合旅行業務取扱管理者試験に合格。2007年1月15日、世界中のゴルフ旅行の魅力を伝えるために、株式会社エスプリ・ゴルフ設立。同年4月27日第一種旅行業登録完了、営業開始に至る。ベストスコア79。


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