関浩太郎の「1ランク上のバンカーショット」第6回~転がせる場面では積極的に転がす!ランを使って寄せる技術

関浩太郎の「1ランク上のバンカーショット」第6回~転がせる場面では積極的に転がす!ランを使って寄せる技術

ピンまでの距離があり、ボールの状況を確認した時点で転がして寄せるイメージが湧いたのであれば、ランを使って寄せるバンカーショットがオススメです。

グリーン周りのアプローチでは、転がして寄せることができるなら、それが一番やさしいと聞いたことがあるでしょう。ガードバンカーも同じです。

アゴが低くてボールの落としどころが見やすく、グリーンに落としてからの転がりもイメージできるのであれば、積極的に転がしてください。

ランで寄せるバンカーショットは左足体重でハンドファーストに構える

スピンをかけるバンカーショットはハンドレートに構えますが、ランを使って寄せるバンカーショットはハンドファーストに構えます。そして、左足に体重の7割をかけて、その重心配分を変えずに打ちます。

ハンドファーストに構えたぶん、ロフトが立った状態になりますから、ボールの打ち出しが低くなり、直進性が高まります。したがって、振り幅と飛距離の関係性が変わります。通常のバンカーショットは3倍の振り幅で打ちますが、ランを使って寄せる場合は2倍の振り幅で打ちます。

20ヤードのバンカーショットの場合、通常は60ヤードの振り幅で打ちますが、ランを使って寄せる時は40ヤードの振り幅で打つということになります。

テークバックでコックを使い、コンパクトに振り抜いていく

左足体重のままクラブを上げていきますから、必然的にコックが早めのテークバックになります。振り幅もそれほど大きくありませんから、コンパクトに上げてコンパクトに振り下ろします。そうすると、低い出球で転がりのいい球になります。

ハンドファーストに構える時はボールを右足寄りに置いたほうがいいかどうか質問されることが多いのですが、ボール位置はハンドファーストでもハンドレートでもほぼ一緒です。

むしろ右足寄りにボールを置くと、右足に重心を移さないとクラブがボールに届かなくなってしまうため、左足体重のまま打つのには適していません。必ず左足体重のまま打てるボール位置にしてください。

教えてくれた人:関浩太郎(せき・こうたろう)さん

1974年6月10日生まれ、茨城県出身。米国で最新のゴルフ理論を学び、帰国後は有名クラブ職人の下でフィッティング理論とクラフト技術を取得。2005年4月からは東京都目黒区でスイングレッスン、クラブフィッティング、チューンナップ、ショップとゴルフのすべてをサポートする「SEKI GOLF CLUB目黒」を主宰している。
構成/保井友秀(ゴルフライター) 撮影/斉藤秀明 撮影協力/ザ・インペリアルカントリークラブ

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