勝又優美の「もう130女子なんて言わせない!」第11回~グリーンのうねりを見極め「のぼり・くだり」をチェック!

勝又優美の「もう130女子なんて言わせない!」第11回~グリーンのうねりを見極め「のぼり・くだり」をチェック!

グリーンのラインを読むってどういうこと?

さあ、グリーンオンしたら、ボールからカップまでのラインを読んで、距離感を合わせて…。えっ? ラインの読み方がわからない? ラウンド中にじっくり教えてもらうことは出来ないし、かといってどこで教わるの? と、女性の皆さんはお悩みのようです。

今の時代に常にキャディ付きラウンドという方はすくないですよね。自分でしっかりラインを読んでしっかりパッティング出来るように、パット数を減らすためのレッスンをしたいと思います。

経験が不足しているうちは仕方ないことですが、ちょっと気をつけるだけでラインは見えてきます。

自分で考える癖をつけましょう。まずは自分がグリーンにのる前に

まだまだ実力の伴わない女性ゴルファーは、カップにうまく寄せられず、グリーン上もカップから一番遠く、一番最初にパッティングすることが多いと思います。そうなることを想定して、まずは、自分がグリーン上に移動する段階で、グリーン全体を見渡すことを忘れないようにしましょう。

カップはグリーン上のどの辺にありますか? 広いグリーン上の右奥、真ん中などカップがある場所を全体の形状の中で確認します。大きなうねりを良く観察してください。グリーンの中で一番高いところはどこでしょう? 逆に一番低いところは?

このうねりを見ることは、自分のパットが「のぼり」か「くだり」かの大事なポイントになります。

曲がらない場所はカップの真上と真下

ボールの所まで来たら、わからないなりで良いので方向性を自分で決めましょう。女性は感覚が優れていますから「大体」で出来ちゃうこともありますが、ライン読みのセオリーが頭に入っていると楽です。

まず、パットが曲がらない場所、カップの「真下」を探してください。カップ周りで一番低いところです。ここからまっすぐ低い方に伸びるラインはボールが曲がらない上りのまっすぐのライン、カップを挟んで反対側なら下りで曲がらないラインです。

そのラインに対して自分のボールはどこにありますか?

ボールは低い方へ流れるものだから

先程確認したまっすぐの線と、自分のボールとカップを結ぶまっすぐの線と傾斜を確認します。ボールの後ろからカップを見て、右側が高ければ右に打ち出すフックラインです。左側が高いならスライスライン。カップ間際になったら、ボールはさっき確認した真下(真上)のラインと重なるようになり、カップに吸い込まれます。

見た目でよくわからない場合は自分の足元、足の裏まで意識を持って、つま先側が高くなっているのか、かかと側が高いのか、一呼吸をして感じてみましょう。先程確認したまっすぐのラインに対して低い側にボールは流れます。ですので、カップよりも高い側にラインを膨らませたボールの道をイメージしてパッティングしましょう。

ライン読みはとにかく観察です。最初のうちは結果が伴わないかもしれませんが、読んでいたのと逆に曲がってしまったなんてことが無くなれば「大体3パット」のラウンドからすぐに「大体2パット」で回れるラウンドになりますよ!

(注) 今回は、右打ちの場合を想定したレッスンです。

教えてくれた人 勝又優美(かつまた・ゆみ)さん

1978年6月29日生まれ、神奈川県出身。2010年にLPGA認定ティーチングプロとなり、静岡県内のゴルフアカデミーで多くの生徒を指導。2013年LPGA入会。ビームス&ウィンズステーション校(有楽町)でレッスンを受け持つ。非常にやさしく穏やかな性格の持ち主で、女性らしいきめ細やかなレッスンに定評がある。将来の夢は日本一の女子ティーチングプロになること。
取材・構成/キープペダリング 撮影/斎藤秀明 撮影協力/ビームス&ウィンズ ステーション ゴルフ&ランニング

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