稲津暢の「できるビジネスマンはなぜゴルフがうまいのか」第4回~譲り受けたクラブを自分に最適化する

稲津暢の「できるビジネスマンはなぜゴルフがうまいのか」第4回~譲り受けたクラブを自分に最適化する

ゴルフがうまいビジネスマンは、譲り受けたクラブを自分に最適化する

大人になってからゴルフを始める際、上司や先輩からゴルフクラブのフルセットを譲り受けてゴルフを始める人が多いと思います。
それ自体は別に悪いことではありません。ゴルフセット一式を自分で買おうとすると、中古ショップでもそれなりの金額になります。クラブがもらえるのであれば、用具に関しては最もローコストでゴルフを始めることができます。
ただ、そのクラブが自分に合っているかどうかは、ちゃんと確認したほうがいいです。ゴルフでは適正なライ角のクラブを使うことが重要ですし、自分に合ったシャフトを使うことも大事です。
ゴルフがうまいビジネスマンは、自分に合わないクラブを使い続けると、デメリットがあることを自分で調べて把握しています。

まずは自分に合っているかフィッティングすべき

ゴルフ量販店は基本的にゴルフ用品を売る場所ですが、購入済みのクラブを持ち込んで無料診断してくれる店もあります。そういうところを探して有効活用すると、コストをかけずに自分に合っているかどうか確認できます。
その結果、アイアンのライ角調整が必要ということであれば、4000~5000円くらいでできますから、コストとしては安上がりでしょう。
ドライバーに関しては、合わない場合はリシャフトするよりも中古ショップで買い換えたほうが圧倒的に安いので、合わないクラブを下取りに出して合うクラブを買いましょう。
アイアンも、ライ角調整だけで対応できないのであれば、下取りに出して新しいのを買ってください。
上司や先輩からもらったクラブを売るのは抵抗があると考える必要はありません。そのことで上司や先輩が怒るようであれば、自分に合っていないクラブを使い続けることのデメリットをしっかり伝えましょう。

ゴルフもビジネスも的確に投資することが大事

上司や先輩から譲り受けたクラブをそのまま使い続けたとしても、一定のレベルまで上達することはできます。
でも、自分に合っていないクラブを使い続けたとしたら、自己流でゴルフを始めるのと同じで、理にかなっていない不安定なスイングになるリスクがあります。
できるだけローコストでゴルフを始めたい気持ちは分かりますが、ビジネスで成果を上げるためにはそれなりの投資が必要なのと同じで、ゴルフの上達にもそれなりの投資が必要です。
そして、効率的にゴルフが上達したいのであれば、なるべく早いタイミングでそれなりの投資をするというのが、上達の秘訣だと思います。

教えてくれた人:稲津暢(いなつ・とおる)さん

1979年生まれ。國學院大學経済学部卒、テキサス州立大学大学院にて経営学修士(MBA)。MBA取得後にプロ宣言し、PGAツアーのマンデー予選を中心にアメリカのミニツアーに参戦。その後、国内大手コンサルティング会社に入社し、基幹業務システム導入やマーケティング戦略立案に従事。2008年、IF Business Consulting株式会社を設立。企業経営者に特化したゴルフレッスンとコンサルティングサービスを提供している。
構成/保井友秀(ゴルフライター)

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