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トーナメントの開催コースって、どうやって決まるの?

トーナメントの開催コースって、どうやって決まるの?

(写真・getty images)

日本女子プロゴルフ協会は1月20日、開催コース未定だったTOTOジャパンクラシック(11月4~6日)を太平洋クラブ美野里コース(茨城県)で開催することを発表した。

同大会は2006年から2015年までの10年間、近鉄賢島カンツリークラブ(三重県)で開催されてきた。なぜ近鉄賢島CCで開催されてきたかといえば、近畿日本鉄道の伊勢志摩事業計画の一環だったからである。そして2016年から開催コースが変更になるというのは、あくまでも推測に過ぎないが、伊勢志摩サミットの誘致が成功して5月26~27日にサミット(主要国首脳会議)が開催されることで、その後の観光などで大きな需要が見込めるため、そちらに資源を集中したいという意向があると思われる。また、同大会は昨年から冠スポンサーがミズノからTOTOに変わったので、TOTOの意向というのもあるだろう。

そもそも、トーナメント開催コースがどのように決まるかと言えば、これはスポンサーの意向がほぼ反映される。たとえば、トーナメント主催企業がゴルフ場運営会社であれば、当然ながら自社の運営コースでトーナメントを開催する。

女子ツアーであれば、リゾートトラストレディス(5月27~29日、徳島県・グランディ鳴門ゴルフクラブ36)がこれに該当する。同大会は2015年がメイプルポイントゴルフクラブ(山梨県)、2014年と2013年が関西ゴルフ倶楽部(兵庫県)、2012、2011、2010年がグランディ軽井沢ゴルフクラブ(長野県)で開催されているが、すべて自社コースだ。

男子ツアーであれば、HEIWA・PGM CAMPIONSHIP(11月3~6日、千葉県・総武カントリークラブ総武コース)は今年で4年目となるが、2013年の第1回大会と2014年の第2回大会が美浦ゴルフ倶楽部(茨城県)、2015年の第3回大会と2016年の第4回大会が総武CC総武Cと、一貫して自社コースで開催している。さらに同社は、2017年の第5回大会を沖縄国際ゴルフ倶楽部(沖縄県)で開催する予定となっており、そのためにプロゴルファーの青木功にコース改修を依頼し、コース改造の真っ最中である。

また、ゴルフ場運営会社ではなくても、自社でゴルフ場を所有している企業は多い。男子ツアーの東建ホームメイトカップ(4月14~17日、三重県・東建多度カントリークラブ名古屋)は名前から分かるように自社運営だし、女子ツアーのヤマハレディースオープン葛城(3月31日~4月3日、静岡県・葛城ゴルフ倶楽部 山名コース)、ヨネックスレディスゴルフトーナメント(6月3~5日、新潟県・ヨネックスカントリークラブ)、伊藤園レディス(11月11~13日、千葉県グレートアイランド倶楽部)などもそうである。

どのような企業がどんな狙いを持ってトーナメントを開催しているのか、その背景を推測するのも、トーナメントの楽しみ方の一つかもしれない。

文/保井友秀(ゴルフライター)

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