goralife > ゴルフ場 > メガシティの宝石、ロイヤルジャカルタGC
ゴルフ場

ゴルフ場 海外

メガシティの宝石、ロイヤルジャカルタGC

メガシティの宝石、ロイヤルジャカルタGC

世界の人口を測る際、都市的地域という定義があるのですが、世界で一番人口が多い都市的地域は、東京を中心とした地域だそうです。その第2位がインドネシアの首都、ジャカルタです。(※2012年のデータ)

ジャカルタ首都特別州は近年、旅行者の誘致に力を入れていますが、推し進める観光コンテンツの中にゴルフが入っています。

人口の多さや、経済活動の大きさを考えると、都市部にゴルフ場なんてあるのかと疑問にも思いますが、ジャカルタ近郊には約30コースが点在している、都市型ゴルフデスティネーションなのです。

1990年代初旬から、ジャック・ニクラウスやアーノルド・パーマーを始めとする著名設計家が、ジャカルタ近郊に多くのコースをデザインしました。潤沢な資金で作られたゴルフ場やクラブハウスなどの施設は、訪れてみると、驚くほどクオリティが高く驚かされます。その中でも、2008年に誕生した、ロイヤルジャカルタGCは、今まで私が見た中でも随一のコースメンテナンスを誇る、美しいコースでした。

ディボット跡が見当たらないほど洗練されたターフ

インドネシアンマスターズなど、同国のビッグイベントをホストするロイヤルジャカルタGCを訪れたのは3月でした。まだ雨季の最中で、前日に雨が降った翌朝5時頃、朝焼けの写真を撮ろうと構えていた私達の前に現れたのは、朝露をまとった光り輝くフェアウェーでした。

私達がいたのは、18番ホールのセカンド地点だったので、グリーンを狙うショットのディボットが無数にあっても良いはずが、ほとんど見当たりません。クラブハウス脇から昇る朝日は、美しく、神秘的でした。

そのミステリアスなベールは、日が高くなってからも消えません。フェアウェーはもちろん、グリーンやバンカー周りなど細部に至るまで、完璧なまでに整備がされています。なぜここまで綺麗に管理が出来るかと疑問に思って周りを見渡してみると、植木やグリーン周りなどを整備するスタッフがコース中で作業を続けていました。

ふかふかなフェアウェーからのショットは、大きなターフが取れます。せっかく作ってくれた作品に傷つけてしまっているかのような罪悪感も少しありますが、ウエッジで大きなターフを取りながらのアプローチショットほど、気持ちの良いものはありません。美しくも難しいウォーターハザードが点在するコースは、攻め方を考えさせる、タフな設計ですが、悩みながら歩くフェアウェーは、限りなく緑です。

ジャカルタ・ゴルフの楽しみ方

ジャカルタは、ガルーダインドネシア航空、全日空、日本航空などの直行便を使えば約7時間で行ける都市です。大都市ならではのショッピングや5つ星ホテルの滞在に加え、ローカルな屋台での食べ歩きなども楽しめる、勢いのある都市部を満喫出来るデスティネーションです。週末は地元のメンバー達の需要が多く、スタート枠が取りにくいこともありますが、平日は一流コースでも約7000円前後でプレーできるとてもコストパフォーマンスの高いデスティネーションです。ほとんどのコースがキャディー付きのプレーで、コースのクオリティの高さとともに、キャディーのサービスの良さも魅力の一つです。

魅力満点なジャカルタ・ゴルフですが、楽しむには少しテクニックが必要です。毎年100万台ずつ車両が増えていると言われているジャカルタは、通勤時間帯の渋滞が強烈です。午前7:00〜9:00頃の移動は避け、朝早くのスタート時間を取り午後はホテルに帰ってゆっくりと過ごすか、そうでなければ午後のスタートを取り、朝をゆっくりと過ごしてください。

活気溢れるジャカルタの都市部から一歩離れれば、東南アジア随一のメンテナンスを誇るゴルフ場が多数。是非行ってみていただきたいデスティネーションです。

●教えてくれた人:薬師寺 輝(やくしじひかる)さん

ゴルフツーリズムのPR/マーケティング会社、(株)NibLinks代表取締役(http://niblinks.com)。国際的ゴルフツーリズム組織、IAGTO日本代表。世界のゴルフデスティネーションを訪れ、その魅力を国内外に発信している。

GORA LIFE