初心者のラウンドをエスコート先輩ゴルファー必見!先輩ゴルファーの心得を知れば、スマートゴルファーに!初心者のラウンドをエスコート先輩ゴルファー必見!先輩ゴルファーの心得を知れば、スマートゴルファーに!

昨今、新たにゴルフをスタートするゴルファーが増えています。そんな中で、ベテラン・先輩ゴルファーの皆さんに知っておいていただきたいラウンドのアドバイスをまとめました。
初心者ゴルファーの気持ちや、初心者をエスコートする側の心得、プレーをスムーズに進めるための特別ルールなどをご紹介します。初心者ゴルファーと同伴しても、「Play Fast」を無理なく叶える、スマートゴルファーを目指しましょう!

初心者のゴルフを思い出そう!

現在、ハンデが1桁の方も、100切りを目指して奮闘している方も、皆さん「初心者」時代があったはず。
エスコートする前に知っておきたい「初心者」ゴルファーの実態を知り、思い出しておきましょう。

  • 初心者のゴルフ ①時間がかかって当たり前

    ラウンド経験が浅い初心者ゴルファーは、たくさん打つのが当たり前。次に打ちそうなクラブを持って行ってあげる、次のホールへの近道をアドバイスするなど、サポートすると喜ばれるかもしれません。

  • 初心者のゴルフ ②打数を数えられない

    自分のプレーで中々忙しいが、経験者はなるべく初心者のプレーも見届けてあげて、どこでいくつ打ったかなど一緒に数えてあげられると親切ですね。

  • 初心者のゴルフ ③使うクラブがわからない

    コースは色々な状況があるのでどのクラブを使ったらいのか初心者の人がすぐに判断するのは難しいです。経験豊富な先輩ゴルファーがアドバイスしてあげると良いでしょう。

  • 初心者のゴルフ ④周りのゴルファーが怖い

    ラウンド中は、たくさん打つ分、時間がかかってしまい、気持ちの余裕がありません。そのため、呆れられたり、怒鳴られると、萎縮してしまうことも。優しく、励ましてあげると、周りのゴルファーに抱いている印象は変わるかも。

  • 初心者のゴルフ ⑤アドバイスはワンポイントで

    先輩ゴルファーの中には、親切にレッスンを始めてしまうゴルファーも。練習場とは違って、進行も考えなければいけません。初心者が混乱しないためにもワンポイントアドバイスにとどめるのがおすすめです。

初心者におすすめゴルフ虎の巻

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初心者エスコートの心得

初心者ゴルファーとラウンドする際に知っておきたいエスコート方法。
どんなことに気を付ければいいのか、ラウンドの流れに沿ってご紹介します。

初心者エスコートの心得① ティーショット

画像:初心者エスコートの心得1ティーショット

ティーショットでは、順番になったら、声をかけてあげたりして、”次が自分”とわかるようにプレーの進行をしてあげましょう。また、他のプレーヤーが打つ時の立ち位置など、ラウンドならではの作法をさりげなく伝えてあげましょう。

初心者ゴルファーの中には、あまりドライバーの練習をしていない人もいるため、アイアンの方が飛ぶし前にいく人も。そんなときには、ティーショットはドライバーだけではないことを、適宜アドバイスしてあげましょう。もちろん、ドライバーで気持ちよく飛ばしたいという人には、ドライバーを打たせてあげてくださいね。

初心者エスコートの心得② ラフ

画像:初心者エスコートの心2ラフ

初心者ゴルファーの球の落ちどころをしっかり見届けましょう。もし、ボールがラフに入ってしまった場合、経験が浅いプレーヤーは焦りがち。落ち着かせる意味でも、一緒にボールを探してあげましょう。

どうしても見つからない場合には、なくなったと思われる場所で打ち直しをさせてあげるなど、本来のルールにとらわれず、初心者がプレーしやすいようにしてあげるのも、大切なポイントです。

初心者エスコートの心得③ バンカー

画像:初心者エスコートの心得3バンカー

もし、ボールがバンカーに入ってしまったら、練習・経験を積むためにも1度は打ってみてもらいましょう。

初心者の場合、なかなかバンカーから出せないこともあるので、打ち方を教えてあげたり、時にはそのまま手で出して脱出させてあげたりすることも必要です。

「2打罰でバンカーから出せる」という正式なルールもありますので、ルールを知らないゴルファーには、適宜アドバイスも必要でしょう。

エスコートするゴルファーは、プレーの進行状況を把握しながら、余裕があれば砂を均してあげると初心者ゴルファーが慌てることもなくプレー進行に協力できますよ。

初心者エスコートの心得④ グリーン

画像:初心者エスコートの心得4グリーン

グリーン上では、人のラインを踏んではいけないなど、初めてだとわからないルールを教えてあげましょう。知らなければ、なんの悪気もなくしてしまうことなので、優しく説明することを心掛けてください。

また、初心者はグリーンの読み方も分からないので、ラインを一緒に読んであげたり、力加減を教えてあげたりすると、優しいスマートゴルファー認定を受けられるかも。

初心者エスコートの心得⑤ コース間の移動

画像:初心者エスコートの心得5コース間の移動

初心者ゴルファーは、次のコースがどちらにあるのかわかりません。さりげなく誘導してあげましょう。また、ゴルフカートでの移動時には、ベテランゴルファーが運転し、エスコートしてあげると、初心者ゴルファーにも余裕が生まれます。

また、コース間の移動時には、前のホールの反省だけでなく、良かったところを褒めたりや「次はこういうホールだよ!」など話しかけてあげたりすると和やかにプレーを進行できます。

プレーファーストを心掛けながら
初心者を優しくエスコートしましょう!

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【番外編】プレーを早める
特別ルール

Play Fastが叫ばれる中、初心者とのラウンドは時間がかかってしまうことも。
そんなときに役立つ特別ルールをご紹介します。
選択肢を用意してあげることで、初心者ゴルファーに余裕が生まれます!

特別ルール① 手の5番

初心者がバンカーから一打で出すのは難しいので、ハードルが高いようだったら手で出してあげることも必要です。
手には指が5本なので「手の5番」と呼ばれます。

画像:特別ルール1 手の5番

特別ルール② 打順の変更

ティーショットの時に、本来は一番最後の打順だったとしても、距離的に届かないなどの理由から、先に打たせてあげて、次のプレーや、気持ちに余裕を持たせてあげましょう。

画像:特別ルール2 打順の変更

特別ルール③ OKパットの距離

パッティング時にはカップを往復してしまうこともしばしば。そのため、多少の距離が残ってしまったとしても、OKをあげてプレーのスムーズな進行に協力してもらいましょう。

画像:特別ルール3 OKパットの距離

特別ルール④ 谷越え・池越え

ホールによってはティーショットなどで谷越えや、池越えがあります。初心者ゴルファーはうまく当てる事や距離を出すことが難しいので、あえて前進(谷、池を超えた位置)から打たせてあげるのも手。

画像:特別ルール4 谷越え・池越え

特別ルール⑤ とりあえず暫定球

打った球がラフや林に入ってしまい、探す時間を要しそうな場合は、「とりあえず」暫定球を落ち着いて打ってもらうのも手。その間や他のプレーヤーがボールを探し、あったらインプレ―にしてあげたり暫定球がいいショットだったらどちらかを選べるようにしてあげたりするなど、臨機応変な対応をしましょう。

画像:特別ルール5 とりあえず暫定球

特別ルール⑥ ナイス素振り!

初心者のうちは、空振りがつきもの。
インプレ―で空振りをした場合でも、「ナイス素振り」と声をかけて、無罰で続いて打ってもらいましょう。心の落ち込みや動揺が初心者の大敵。そういう事象を特別ルールでさりげなくフォローしてあげるといいでしょう。

画像:特別ルール6 ナイス素振り!

特別ルール⑦ チョロの救済

ティーショットでチョロが出た場合は、そのまま2打目ではなく、もう一度ティーアップして2打目としてショットしてもらうか、フェアウェイの一番手前から2打目とするかなど選べるようにしてあげましょう。距離が出せない初心者に心にゆとりが持てる選択肢を用意してあげるのが吉。

画像:特別ルール7 チョロの救済

特別ルール⑧ 後ろが見えたら走る

「クラブを持って走れ」と言われている初心者ゴルファーは多く、疲れる上に、心に余裕を持てません。時間がかかりすぎる場合を除いて、後ろが見えたら走る(逃げるつもりで)、ティーショットを打ったら走るなど、走るタイミングを教えてあげると、少し余裕を持ったプレーにつながります。

画像:特別ルール8 チョロの救済

特別ルールはいくらでも用意してあげましょう。
でも大事なのはそのルールが本人の気持ちを安心させたり和らげたりするもので、決して強制すべきではないことです。
エスコートする側は、本人が良いと思える選択肢をいくつか用意すること。
スコアにこだわるだけではなく、楽しんで帰ってもらうことを念頭に置いて、初心者ゴルファーに楽しんでもらいましょう。

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