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正しいアドレスを覚えればナイスショット連発

正しいアドレスを覚えればナイスショット連発

ゴルフの前日に練習場へ!ナイスショット連発で、意気揚々とゴルフコースに行く。しかしボールは、曲がってばかり。悔しくてまた練習場でボールを打つ、スイングを疑う。さらに曲がりがひどくなる。そんな経験はありませんか?

「スイングを疑う前に、まず疑うのはアドレス」・・・と羽生淳一プロ(以下、羽生プロ)は言います。

「ターゲットに何を合わせるのが正解なのか?!」・・・ここが間違っているアマチュアが多いようです。プロゴルファーでもアドレスは狂いやすく、ラウンド前、ラウンド後にしっかりチェックしています。そこで今回は「正しいアドレス」のポイントを、過去の成績からミスター29の異名を持ち、数々のゴルフスクールを経営する羽生プロに聞いてみました。

正しいアドレスの第一歩、実はグリップが重要!

ボールがスライスしなくなる!正しいグリップをまず覚えよう。「主役はクラブです。一番大切なポイントは、クラブフェースが目標を向いていること!」

しかしクラブフェースがいくら目標を向いても、正しいグリップができていないと、ボールが狙ったポジションに飛んでいく確率は低くなります。まず方向性を高めるために、正しいグリップを覚えることが必要。

スライサーの原因も多くはグリップ

アマチュアゴルファー、特にスライスに悩んでいるゴルファーの多くは、グリップに問題があります。僕はスライサー約60%の人はグリップを直すだけで、ストレートボールに近づく可能性が高いと思っています。

重要な左手の握り方

スライスを止めるグリップを覚えるために、大切なのは左手の握り方です。右手は素手で、左手だけにグローブをすることでもわかるように、左手のグリップはとても大切でそれが決まれば、スイングしやすいグリップの80%は完成です。

正しいグリップの作り方

スライスに悩んでいる人は、左手をウィークに握っているゴルファーがほとんど、ウイークグリップが原因で、スイングしても、アームローテーションがうまく使えず、フォローで左肘が引けるスイングになっています。

グリップの作り方

グリップを作る注意点を書いておきます。これをしっかりと読んで、僕のグリップの写真を載せておきますので、自分のグリップを鏡に写して、写真と比較してみてください。

左手の親指と人差し指が右肩を指すように構える

【羽生チェック!】

 左手の甲の角度
 左手の親指と人差し指で出来るラインが右肩を指すこと
 指先で柔らかく握る

この3つが大事です。

正しくアドレスするための、スタンスの決め方、注意点は??

スイングを意識しなくても、ボールが真っすぐ飛んでしまう。スタンスの決め方をチェックしよう。「両足のつま先ラインよりも、肩のラインをチェックしよう」

つま先だけじゃない重要な肩のライン

皆さんアドレスというと、スタンスのライン、それも“つま先”のラインをチェックする人が多いように思います。僕が気にしてほしいのは、肩のラインです。特にスライスに悩んでいる方は、右肩が前に出てしまい。結果的に肩のラインがかなり左を向いてしまいます。

両手でグリップを握ると、左手よりも右手が下に位置します。手の長さは、皆さん左右ほぼ同じなはずです。右手が下になる、つまり右肩は低くなる。つまり地面に対して肩のラインは、右肩が少し下がるのが正しいポジションです。スライスで悩む人は、水平が普通と勘違いしている人が多いです。

【〇】右肩が下がっている/【×】肩が地面に対して水平

地面に対して肩のラインは平行になりません。当然スイングの軸も、すこし右に傾くようになります。この肩のラインを平行にしようとして、結果的に左を向いてしまうことで、スライスしやすいアドレスになります。

右肩が前に出ると、テイクバックはアウトサイドに上がりやすくなりますし、体の捻りが充分に取れず、飛距離も落ちます。手を使わないとクラブを上げることが出来なくなりますから、スライスが更にひどくなり、見た目もかっこ悪くなってしまうのです。

【羽生チェック!】

 スタンスのライン(つま先ではなくかかとのライン)
 腰のライン
 肩のライン

クラブフェースをターゲットに向けて、この3つを同じ方向に揃えること。これが大事です

【×】身体が左を向いている

スタンスの幅について、よく聞かれますが、基本的にアイアンは肩幅ぐらいと、わりとアバウトに教えます。ドライバーは肩幅よりちょっと広め、アプローチだと少し狭くする程度で、あまり厳密に決めないで欲しいと思います。

松山英樹プロのように、スタンスを広くすると、いかにも飛びそうですし、実際飛ばしにも有利です。しかし、体格や柔軟性には、個人差があります。松山英樹プロは、常に柔軟性と筋力を高める努力をしているから可能なのです。大切なのは自分が動きやすいかどうか?! 基本を踏まえて、自分なりに微調整してみて欲しいと思います。

毎回正しいアドレスをするためのチェックポイント

練習場では正しくスタンス出来るのに、どうしてコースでは上手くスタンス出来ないのか? 練習場の打席には、まっすぐな線がいくつもあります。練習マットにラインが引いていたり、スタンスのゴムマットも真っ直ぐな線が引いていたりします。しかしコースに出ると、どこにもラインはありません。ではどうやってアドレスを決めていけばいいのでしょう?

まず飛球線後方から見る。そしてターゲットをしっかり決めて、ボールの前に立ちます。ボール位置を確認して、まずグリップ作ってください。そして目標に対してフェースを合わせます。クラブの位置を決めてから、スタンスを作ります。大切なことなので繰り返しますが、「主役はクラブ」です。クラブの位置をまず決める。そしてそのクラブを動かしやすい構えを作るそれが、アドレスです。

羽生チェック!

1. 飛球線後方から、打ち出す方向、狙い目をはっきりと決めて、球筋をイメージする
2. ボール前に立ち、クラブフェース位置を決め、クラブをセットする
3. スタンスを決めて、迷わずスイング

(1の段階でグリップを作っておくか、2で作るか、これは好みです。プロゴルファーのアドレスの作り方をテレビなどでチェックすることをオススメします)

(羽生プロの正しいアドレス)

羽生プロが導く アドレスの極意

目標に対してボールのマークを揃える、線を引いてターゲットに向ける。決して悪いことではありませんが、それにこだわるあまりリズムが悪くなったり、真っ直ぐ飛ばそうと力んでしまったりするのは、本末転倒です。そもそもボールは真っすぐ飛びません。

正しいグリップと肩のラインだけしっかりチェックして、身体を動かしやすいアドレスを心がけることが。安定したスイングする極意です。

取材協力

羽生淳一プロ サンクチュアリゴルフ
羽生淳一プロ:1984年生まれ、茨城県出身。サンクチュアリゴルフスクール代表、JGTOツアープロ。

ライター:T島

1963年生まれ、広島県出身。中古ショップ運営会社でゴルフ部門の店舗運営責任者を務め、2008年からマーク金井氏の主宰するゴルフスタジオ「アナライズ」に参加。毎日更新のブログ「アナライズT島の商売してまっせ~ vol.3」がコアゴルファーに人気。最新クラブのスペックから歴史的名器まで造詣が深いゴルフライター。ベストスコア68。

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